データタチウオ テンヤの釣り方|東京湾の港別釣果ランキング【毎日更新】
タチウオ テンヤの釣り方を、東京湾タチウオ船の港別釣果データ(直近30日・毎日更新)で解説。釣れている港ランキング・1日の釣果目安、テンヤとテンビンの仕掛けと誘い方、エサ・道具・料金・シーズン・食べ方まで。初心者向け船タチウオ入門ガイド。
読了 13 分umisen編集部2026.06.21 公開2026.06.24 更新 タチウオ船(テンヤ・テンビン)入門
この記事は、船から狙うタチウオ(タチウオ船)専門の入門ガイドです。東京湾の遊漁船で楽しむタチウオ釣りを、umisenが集計した港別の釣果データ(直近30日・毎日更新)を交えながら解説します。
タチウオは、銀色に輝く長い体と鋭い牙が印象的な、夏から秋の東京湾を代表する人気ターゲットです。アタリを掛けてからの強い引きと、夜光るような美しい魚体、そして塩焼き・刺身どちらも絶品という食味の良さで、初心者からベテランまで虜にしています。釣り方は大きく分けて、エサを付けたオモリ一体型のテンヤと、テンビンに仕掛けをつなぐテンビン(ジギングを除くエサ釣り)の2通り。どちらも船長がポイントへ運んでくれるので、はじめてでも十分に数とサイズを狙えます。
この記事では、「これからタチウオ船に乗ってみたい」という方に向けて、釣れている港・1日の釣果の目安・テンヤとテンビンの違い・仕掛けと誘い方・エサ・道具・料金・シーズン・食べ方までをまとめました。読み終えるころには、自信を持って予約まで進められるはずです。
なお、東京湾のタチウオ船は夏から晩秋(おおむね6〜12月)が本番。データは季節で大きく動くので、いま釣れている港・釣果は後半の毎日更新データで確認してください。
朝の海に出船するタチウオ船タチウオ船とはどんな釣り?
タチウオは、その名のとおり立った刀(太刀)のような細長い銀色の体を持つ魚です。日中は水深のある中層から底付近に群れ、夜になると浅場へ寄ってエサを追います。歯が非常に鋭く、捕食も独特なので、アタリの取り方と掛け方に少しコツがいるのがこの釣りの面白いところ。逆に言えば、棚(タナ=魚のいる水深)さえ合えば連続ヒットも珍しくなく、ハマると通いたくなる中毒性があります。
陸(堤防)からのワインドやウキ釣りでも狙えますが、船からのタチウオ船なら船長が魚探で群れの真上へ正確に着けてくれるため、効率がまるで違います。指何本分の太さか(指3本・指4本…)でサイズを表す文化があり、指5本を超える大型は「ドラゴン」と呼ばれて釣り人の憧れです。
東京湾は全国でも屈指のタチウオフィールドで、川崎・横浜・金沢八景から、観音崎・走水・大津、対岸の富津・木更津まで、数多くのタチウオ船が出ています。午前船・午後船といった半日船が多く、手ぶらに近い装備で気軽に楽しめるのも魅力です。
東京湾のタチウオ船。半日船が多く気軽に楽しめるテンヤとテンビン、何が違う?
東京湾のタチウオ船には、大きく2つの釣り方があります。どちらもエサ釣りで、初心者はまずこの2つから選びます。
- テンヤ釣り:オモリと大きな1本針が一体になった「テンヤ」に、サバやイワシの身エサを巻き付けて落とす釣り。仕掛けがシンプルで、誘いの動きがダイレクトに伝わり、掛けたときの一体感が魅力。アタリを掛けにいく攻めの釣りが好きな人に向きます。
- テンビン釣り:テンビン+天秤の先に2本針程度の仕掛けをつなぎ、サバの短冊などを付けて誘う釣り。テンヤより棚を一定に保ちやすく、手返しも安定するため、はじめての一杯を取りやすいのが利点です。
「どっちが釣れる?」と聞かれますが、状況次第でどちらも強く、優劣はつけられません。迷ったら、まずは扱いやすいテンビンから入り、慣れてきたら掛けの面白いテンヤに挑戦するのが失敗の少ない順番です。船宿によって「テンヤ船」「テンビン船」「どちらでもOK」と分かれるので、予約時に確認しておきましょう。
乗合船と仕立て船、午前・午後船
タチウオ船にも、他のお客さんと相乗りする乗合(のりあい)船と、グループで貸し切る仕立て船があります。一人や少人数なら乗合、仲間や家族でゆっくり楽しむなら仕立て、と使い分けましょう。東京湾では午前船・午後船(半日)を出す船宿が多く、3〜4時間ほどで気軽に楽しめます。タチウオは夕方に活性が上がることも多いので、仕事帰りや午後からの「午後便」で狙う人も少なくありません。
【データ】直近30日のタチウオ船 釣果実数(umisen調べ)
最終更新:2026-06-23/関東の船宿サイトを毎日自動収集・集計
直近30日(2026-06-23 時点)で、東京湾のタチウオ船(テンビン・テンヤ)の釣果を報告した船宿は 29軒、対象の港は 14港。各船宿が公表した1日の最大匹数(269件の「船宿×日」データ)を集計すると、1隻・1日あたりの釣果は次のような目安になります。
- 平均:1日あたり 24匹
- 上位10%ライン(上位1割の船はこれ以上):41匹
- 最大:130匹
つまり、はじめてでも棚とタイミングが噛み合えば、平均で 24匹前後は現実的に狙えるということ。好調日には上位の船で 41匹級、最大では 130匹という束釣りも出ています。数値は船宿の公表値の集計で、天候・潮・乗船時間や季節によって変動し、釣果を保証するものではありません。とくにタチウオは群れの回遊で日替わりの差が大きい魚なので、この実数は時期や日によって動きます。それでも、古い情報や一般論ではなく「今どれくらい釣れているのか」を毎日更新の実数で把握できるのがumisenの強みです。
鋭い牙を持つタチウオ。歯が危険なので魚ばさみで扱う【データ】よく釣れている港ランキング(直近30日)
同じ期間で、タチウオ船の釣果報告が多かった港は次のとおりです(報告件数が多い=それだけ多くの船が結果を出している港)。港名をタップすると、その港の船宿一覧と最新釣果を見られます。
| 順位 | 港 | 釣果報告数(30日) | 出船船宿 |
|---|
| 1 | 大津漁港 | 69件 | 4船宿 |
| 2 | 富津漁港 | 65件 | 3船宿 |
| 3 | 鴨居港 | 44件 | 2船宿 |
| 4 | 江戸川・荒川 | 40件 | 3船宿 |
| 5 | 金沢漁港 | 37件 | 3船宿 |
| 6 | 久里浜港 | 27件 | 2船宿 |
| 7 | 走水 | 25件 | 2船宿 |
データ上のトップは 大津漁港。東京湾は湾奥の川崎・横浜から、湾口の観音崎・走水・大津、対岸の富津まで、エリアごとにタチウオ船が点在します。群れの回遊に合わせて好ポイントが移動するため、「今どの港・どの船が当たっているか」を直前にチェックして選ぶのが釣果アップの近道です。
気になる港は決まりましたか? 各港ページでは、船宿ごとの最新釣果・料金・予約先を比較できます。まずは タチウオ船を出している船を探す や 港から船宿を探す からチェックしてみましょう。
より詳しいメニュー別の解説は タチウオ船のメニューページ でも確認できます。
umisenの釣果データの見方・活用法
「釣れている港」「1日の釣果の目安」を実数で知ってから予約することには、初心者ほど大きなメリットがあります。一般的な入門記事は「タチウオは数釣りも楽しめます」と書いて終わりがちですが、それだけでは「じゃあ今、どこで、どれくらい?」が分かりません。umisenは関東の船宿サイトを毎日巡回して釣果を集計しているので、直近の実績が良い港・船宿を根拠を持って選べます。とくにタチウオは群れの回遊で釣況が日替わりしやすい魚なので、釣行直前に港ページの最新釣果を見て、上向いているエリアを狙うのが数を伸ばすコツです。なお数値は船宿の公表値の集計であり、釣果を保証するものではありませんが、傾向をつかむ材料としては十分に役立ちます。
タチウオ船の仕掛けと釣り方・基本のコツ
タチウオ釣りで最も大事なのは、棚(タナ)を正確に合わせることです。タチウオは群れで特定の水深に集まるため、船長から「底から5メートル」「水深40メートルのタナ30」といったアナウンスが入ります。この指示棚を素早く・正確に取れるかどうかで、釣果が大きく変わります。
テンヤ・テンビンに共通する基本の流れは次のとおりです。
- 仕掛けを指示された棚(または底)まで落とす。
- 竿先をゆっくり持ち上げ→止める「誘い上げ」でエサをアピールする。
- 「ククッ」「モタレ」とアタリが出ても即アワセせず、聞きながら追い食いを待つ。
- 重みが竿に乗ったら、ゆっくり大きくアワセて掛ける。
- 巻き上げは一定速度で。緩めるとバラシの原因になるので止めない。
ポイントは棚をこまめに取り直すことと、誘って止めて食わせる間(ま)を作ること。早アワセはすっぽ抜けやすく、鋭い歯でハリス(糸)を切られる「歯ズレ」も起こります。アタリが出たら一拍おいて、しっかり重みを乗せてから掛けにいきましょう。
仕掛けの構成は次のとおりです(下図の番号①〜⑥と対応)。
- 竿先(感度と乗せのバランスが良い専用調子)
- 道糸(PE1〜2号)
- テンビン+クッション(テンビン釣りの場合)
- 幹糸とハリス(ワイヤーまたはフロロの太め)
- 針(タチウオ専用針、またはテンヤの大型1本針)
- エサ(サバの短冊/イワシ)
タチウオ仕掛けの構成(番号は上の①〜⑥と対応)タックル(道具)の目安
タチウオ船の標準的なタックルは、7:3〜6:4調子の専用竿(1.7〜2.0m前後)に小型の両軸リール、道糸はPE1〜2号。テンヤなら30〜50号、テンビンならオモリ40〜60号前後が東京湾の目安で、海域や潮の速さに合わせて船宿の指示に従います。電動リールがあると、深場の巻き上げや手返しがぐっとラクになりますが、半日船・浅場主体なら手巻きの両軸でも十分楽しめます。
まずはレンタル(1回あたり1,500〜2,500円ほど)で十分。ただ「また行きたい」と思ったら、最初の1本は入門セットがコスパ良好です。レンタル代の数回分でマイロッドが手に入る計算なので、3回ほど乗るなら買ったほうがおトク。軽くて扱いやすい船竿とリールがあると、棚取りや誘いの精度が一気に上がります。まずは船竿と両軸リールがそろった汎用の入門セットから始め、ハマってきたらタチウオ専用竿や電動リールへステップアップするのが失敗の少ない道です。
おり釣具 船釣り入門セット(船竿+両軸リール)
5,000〜8,000円台
船竿と両軸リールがそろった入門セット。タチウオ・アジ・キス・カワハギなど東京湾の船釣り全般に幅広く使え、最初の1本にちょうどいいバランス。慣れたら専用竿へステップアップできます。バラ買いより割安で失敗しにくい構成です。
楽天で見る仕掛けは自作しなくても大丈夫。テンビン用は幹糸に2本針が組まれた市販の完成仕掛け、テンヤ用はオモリと針が一体のテンヤを使えば、根掛かりや歯ズレで傷んでも交換するだけです。タチウオの鋭い歯対策として、ハリス部分にワイヤーやケブラーを使ったものを選ぶとライン切れが激減します。船宿が用意してくれることも多いので、最初は無理にそろえなくてもOKです。
エサの付け方(サバの短冊・イワシ)
タチウオ釣りのエサは、サバの切り身(短冊)が定番。テンヤならイワシを1尾巻き付けることもあります。短冊の付け方の基本は次のとおり。
- 短冊の端から針を1回(または2回)刺して固定する。
- 身がまっすぐ・くるくる回らないように付ける。回転すると食いが落ちる。
- 余分に長い場合は先を斜めにカットし、ひらひらと自然に泳ぐ長さに整える。
エサが回転すると見切られやすいので、まっすぐ・自然に泳ぐことが何より大事。エサが取られたりボロボロになったらこまめに付け替え、常に新鮮な状態を保つのが数を伸ばす近道です。エサは船で用意されることがほとんどなので、初回は手ぶらでも問題ありません。
誘いとアタリの取り方
タチウオは「止めて待つ」よりも「誘って食わせる間を作る」と口を使いやすい魚です。代表的な誘いは次のとおり。
- 誘い上げ:竿先をゆっくり大きく持ち上げてエサを上へ動かし、止めて食わせる。最も基本。
- 小刻みな誘い:竿先で軽く揺らしてエサをアピールし、タチウオの興味を引く。
- 棚の上下:指示棚を中心に少し上、少し下と探り、群れのいる正確なタナを見つける。
どれも共通するのは、誘ったあとに一度止めて「食わせる間」を作ること。竿先に「ククッ」「モタレ」を感じたら、すぐにアワセず一拍おいて、追い食いで重みが乗ってから大きくアワセます。早アワセはすっぽ抜けの最大の原因。「アタリ→送り込む→重みを乗せて掛ける」を意識しましょう。
よくあるトラブルと対処
- 歯ズレでハリスを切られる:鋭い歯対策にワイヤー/太めハリスを使い、アタリで送り込みすぎない。
- エサが回転して食わない:短冊をまっすぐ付け直す。長すぎる場合は短く整える。
- 棚がズレてアタらない:船長の指示棚をこまめに取り直す。底ダチを取り直して再カウント。
- オマツリ(仕掛け絡み):棚を合わせて全員が同じ層を釣ると絡みにくい。回収・投入は周囲とタイミングを合わせる。
竿やリールは船宿でレンタルできることが多いので、最初に買い揃えるものはほとんどありません。ただ、タチウオ釣りでひとつだけ最初から持っておくと体験が一変するのが、針を外すプライヤーと魚をつかむフィッシュグリップです。
タチウオは歯がカミソリのように鋭く、素手で触ると本当に危険。口に手を近づけるのは禁物で、針を外すときも素手では取り扱えません。プライヤーがあれば針外しが安全かつ一瞬で済み、グリップで魚体を固定すれば手も切らず、暴れるタチウオもしっかり押さえられます。タチウオ船では、これは「あると便利」ではなく安全のための必需品と言えます。
下で紹介するのは、そのプライヤーとグリップがセットになったもの。バラで買うより割安で、3,000円台から手に入ります。「サビに強いアルミ製」「ロック付きで持ち運びやすい」ものを選んでおくと、潮を浴びても長く使えて買い直しになりません。歯の鋭いタチウオを安全に扱うための、最初の一歩にちょうどいい価格と内容です。

フィッシングプライヤー&フィッシュグリップ セット
3,680円〜
針外しのプライヤーと魚をつかむフィッシュグリップのセット。サビに強いアルミ製で、数釣りの手返しがぐっと楽に。バラで買うより割安で、初めての1セットにちょうどいい内容です。
楽天で見る※竿・リール・仕掛け・テンヤ・エサは船宿のレンタルや船で用意できることがほとんど。無理にそろえる必要はありません。「安全と快適に関わるものから少しずつ」で大丈夫です。
初めてのタチウオ船 持ち物リスト
半日船なら、必要なものは多くありません。最低限そろえたいのは次のとおりです。
- 帽子・偏光サングラス(日差し・反射対策。夏は熱中症対策にも必須)
- 動きやすく濡れてもよい服装、滑りにくい靴(朝夕や秋は防寒・防水着)
- タオル・ウェットティッシュ(手やエサのぬめり・血の対策)
- 飲み物・酔い止め(出船30分前までに服用)
- クーラーボックスと保冷剤(持ち帰り用。タチウオは細長いので少し大きめが安心)
半日船の持ち物。多くは船宿でレンタルできる竿・エサはレンタルできる?(早見)
初回はほとんど手ぶらでOK。船宿によりますが、目安は次のとおりです。
| 持ち物 | 船宿での扱い(目安) |
|---|
| 竿・リール | レンタル可(1,500〜2,500円程度。電動は別料金のことも) |
| 仕掛け・テンヤ・オモリ | 船で購入/用意できることが多い |
| エサ(サバ短冊等) | 船で用意(料金に含むことが多い) |
| ライフジャケット | 無料貸与が一般的 |
| クーラーボックス | 持参が基本(持ち帰り用) |
持ち帰り用のクーラーボックスだけは持参が基本。タチウオは体が長いため、20L前後の少し大きめだと折らずに収まって便利ですが、半日で数匹なら10L級でも斜めに入ります。氷や保冷剤と合わせて用意しておくと、帰宅後の鮮度が段違いです。水抜き栓やフロート機能つきだと、釣りの後の手入れや船上での扱いがぐっとラクになります。

アレジア クーラーボックス AR-CB10SOLO 10L
6,000円前後
船釣りの持ち帰りにちょうどいい10L。水抜き栓・フロート機能つきで、保冷力もしっかり。氷を足せば鮮度をしっかりキープでき、半日船の持ち帰り用に過不足のないサイズです。
楽天で見る予約から帰港までの一日の流れ
初めてだと当日の動きが不安なもの。タチウオ船(半日)のおおまかな流れを把握しておきましょう。
- 予約:電話または船宿サイトで希望日・午前/午後便・人数を伝えます。テンヤ船かテンビン船か、レンタル竿やエサ、仕掛けの有無もこのとき確認。
- 集合・受付:出船の30〜45分前に到着。受付で料金を払い、氷やレンタル竿、エサを受け取ります。
- 釣り座決め:早い者勝ちの船が多いので、こだわるなら早めに。初心者は船長に「初めてです」と伝えておくと面倒を見てもらいやすいです。
- 出船・釣り開始:ポイントまで移動し、船長の合図で開始。最初の流しで棚の取り方と誘いのリズムを体に覚えさせましょう。
- 沖上がり・帰港:終了の合図で納竿。港に戻ったら釣果を確認し、クーラーに氷を足して持ち帰ります。
酔い止めは出船の30分前までに飲んでおくのがコツ。集合時間に遅れると出船を待ってもらえないこともあるので、余裕を持って向かいましょう。
料金の目安
タチウオ船(乗合・半日)の料金は、エリアや船宿によりますが目安はおおむね8,000〜11,000円(umisen掲載の東京湾タチウオ船では平均約9,300円)。半日の格安船なら4,500円台から、設備の整った船は16,000円ほどまで幅があります。これに加えて、レンタル竿(1,500〜2,500円程度。電動は別料金のことも)、氷、仕掛け・エサ代がかかる場合があります。一日船はこれより高くなります。正確な料金は各船宿のページで確認できるので、港から船宿を探す で比較してから予約すると安心です。
タチウオ船で数を伸ばす5つのコツ
- 棚を正確に・こまめに:船長の指示棚を素早く取り、アタらなければ取り直す。タチウオ釣りの最重要ポイント。
- エサはまっすぐ自然に:短冊が回転しないように付け、ひらひら泳ぐ長さに整える。
- 誘って止めて食わせる:誘い上げてから止め、食わせる間を作る。早アワセ厳禁。
- 重みを乗せて掛ける:アタリで一拍おき、追い食いの重みが乗ってから大きくアワセる。
- 巻きは止めない:一定速度で巻き上げ、緩めない。バラシを防げる。
タチウオが釣れる時間帯と回遊
タチウオは光量の変化に敏感で、朝マズメ・夕マズメに活性が上がることが多い魚です。午前船なら出船直後、午後船なら夕方の時合いがチャンスタイム。日中でも群れさえ当たれば連続ヒットしますが、「夕方になって急に食い出した」というのはタチウオ釣りでよくある展開です。だからこそ、群れの回遊を追って好ポイントへ着けてくれる船長の腕と、当たっている港選びが効いてきます。
タチウオの塩焼きと刺身。夏から秋は脂がのって絶品タチウオ船が釣れるシーズン(旬)
東京湾のタチウオ船は夏から晩秋(おおむね6〜12月)が本番です。初夏に数が出始め、夏から秋にかけて脂がのって食味も最高潮を迎えます。秋が深まると一段と良型・大型(ドラゴン級)の期待が高まり、冬は深場を狙う釣りへと移っていきます。数を楽しむなら夏〜初秋、型と脂を狙うなら秋、と季節で楽しみ方が変わります。
umisenでは港ごと・メニューごとの最新釣果を毎日更新しているので、出船前に 港から船宿を探す ページで直近の状況をチェックしてから予約すると失敗が少なくなります。
釣ったあとの持ち帰りと食べ方
タチウオは鮮度が落ちやすい魚なので、釣れたらすぐに氷の効いたクーラー(できれば海水氷)で締めると、帰宅後の味が段違いです。新鮮なものは刺身・炙りでとろけるような甘みが楽しめ、定番の塩焼きは皮目の香ばしさと上品な白身が絶品。ほかにも、ムニエル・天ぷら・蒲焼きと、和洋どちらでもおいしい万能な魚です。銀色の皮はうろこがなく、そのまま調理できるのも扱いやすいポイント。脂がのる夏から秋は、ぜひ食卓でもタチウオの実力を味わってください。
サイズと呼び名(指の本数)
タチウオは長さよりも体の幅(指の本数)でサイズを表すのが特徴です。水面から見て体高が指3本分なら「指3」、4本分なら「指4」。指4本を超えると良型、指5本オーバーは「ドラゴン」と呼ばれて憧れの的です。数釣りなら指2〜3本主体、大型狙いなら秋の指4〜5本、と覚えておくとよいでしょう。
船酔い対策
船釣りで一番もったいないのが船酔い。前日にしっかり睡眠を取り、当日は空腹も満腹も避けて、酔い止めを出船30分前までに服用しておきましょう。釣行中は下を向き続けず、遠くの水平線を見るのも効果的。心配な方は揺れの少ない大型船や、時間の短い午前・午後便から始めるのがおすすめです。船酔いが不安な方は 船酔い対策の記事 もあわせてご覧ください。
まずは港と船宿を選ぼう
タチウオ船は東京湾の湾奥から湾口・対岸まで数多くあり、半日船もあるので、「近い港」「件数が多い港」から気軽に選べます。
よくある質問
Q. タチウオ船は初心者でも釣れますか?
はい。棚(魚のいる水深)を船長の指示どおりに合わせ、誘って食わせる間を作れば、初心者でも十分に釣れます。umisenの直近30日データでも1隻あたり平均 24匹前後の釣果が出ており、レンタル竿でも狙えます。歯が鋭いので、針外しのプライヤーと魚をつかむグリップだけは用意しておくと安全です。
Q. 1日でどれくらい釣れますか?
直近30日の集計では、1隻・1日あたり平均 24匹、上位10%で 41匹、最大で 130匹でした。潮や天候、午前・午後便、そして群れの回遊で大きく変わります。最新の状況は港別ランキングで確認してください。
Q. テンヤとテンビン、どちらがおすすめですか?
はじめての方には、棚を保ちやすく手返しの安定するテンビンが取りやすくおすすめです。掛けの一体感を楽しみたくなったらテンヤへ。船宿によって対応する釣り方が分かれるので、予約時に確認しましょう。
Q. どの港から行くのがおすすめですか?
迷ったら、釣果件数が多い港から選ぶのが無難です。直近30日では 大津漁港 をはじめ、東京湾の各港で報告が上がっています。上の港別ランキングを参考に、直前の釣果が上向いているエリアを選んでください。
Q. タチウオはどう食べるとおいしいですか?
新鮮なら刺身や炙りでとろける甘みが楽しめ、定番の塩焼きは皮目が香ばしく絶品です。ムニエルや天ぷら、蒲焼きにしてもおいしい万能魚。脂がのる夏から秋がとくにおすすめで、持ち帰り用のクーラーと保冷剤で鮮度を保つのがコツです。
Q. タチウオ船のベストシーズンはいつですか?
東京湾では夏から晩秋(おおむね6〜12月)が本番です。夏から初秋は数釣り、秋は脂のった良型・大型(ドラゴン級)が期待できます。脂と型を狙うなら秋がとくにおすすめのタイミングです。
Q. 鋭い歯でケガをしませんか?
タチウオの歯はカミソリのように鋭いため、素手で口や魚体に触れるのは危険です。針を外すときは必ずプライヤーを使い、魚はフィッシュグリップで固定しましょう。この2つを用意しておけば、安全にタチウオ釣りを楽しめます。
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