データヒラメ船の釣り方|関東の泳がせ船 港別釣果ランキング【毎日更新】
外房・相模湾・東京湾のヒラメ船(活き餌の泳がせ)を、umisenの港別釣果データ(直近30日・毎日更新)で解説。よく釣れている港ランキング、1日の釣果の目安、孫針仕掛けと活きイワシの付け方、「ヒラメ40」の合わせ、道具・料金・シーズン、刺身やエンガワの食べ方まで。座布団級を狙う船釣り入門ガイドです。
読了 13 分umisen編集部2026.06.23 公開2026.06.24 更新 ヒラメ泳がせ船入門
この記事は、船から活き餌で狙うヒラメ(ヒラメ船・泳がせ船)専門の入門ガイドです。外房・相模湾・東京湾の遊漁船で楽しむヒラメ釣りを、umisenが集計した港別の釣果データ(直近30日・毎日更新)を交えながら解説します。
ヒラメは「一発大物」のロマンがある魚です。活きたイワシを海底でゆっくり泳がせ、アタリが来てもすぐには掛けず、ヒラメがしっかり食い込むのをじっと待つ——この「間(ま)」の駆け引きこそが泳がせ釣りの醍醐味。掛かれば30cmの小型から、座布団と呼ばれる60cm・70cmの大判までいきなり腕に乗ってきます。難しそうに見えますが、エサの活きイワシは船で用意され、船長がポイントへ運んでくれるので、基本の合わせさえ覚えれば初心者でも大物に手が届くのが船のヒラメ釣りです。「これからヒラメ船に乗ってみたい」という方に向けて、釣れている港・1日の釣果の目安・必要な道具・仕掛けと釣り方・料金・シーズン・食べ方までをまとめました。この記事を読めば、はじめてでも安心して予約まで進められます。
なお、ヒラメ釣りは伝統的に晩秋から冬の「寒ビラメ」が身の締まった最盛期として知られますが、外房をはじめ関東のヒラメ・泳がせ五目船はほぼ周年出船しています。いま釣れている港・釣果は、後半の毎日更新データで確認してください。
朝の海に出船するヒラメ泳がせ船ヒラメ泳がせ船とはどんな釣り?
ヒラメは砂地と根が混じる海底に張り付き、頭上を通る小魚を一瞬で襲って捕食するフィッシュイーター(魚食魚)です。だからこそ、生きたイワシやアジを針に掛けて海底付近で泳がせる「泳がせ釣り(飲ませ釣り)」が王道。ルアー(ヒラメジギング)でも狙えますが、活き餌の泳がせは食わせる力が段違いで、初心者でも大判のチャンスがあります。
関東では、外房(飯岡・外川・大原など)、相模湾(平塚・茅ヶ崎・腰越)、三浦半島(長井・葉山・松輪)、内房(鴨川・乙浜)にヒラメ船・泳がせ五目船が点在します。多くは「泳がせ五目」のスタイルで、本命のヒラメに加えて、ワラサ・カンパチなどの青物や、マハタ・アコウといった高級根魚も同じ仕掛けで掛かるのが魅力。一回の釣行で何が来るか分からないワクワク感があります。
活きイワシを底近くで泳がせるヒラメ船活き餌(泳がせ)で大判を狙う仕組み
泳がせ釣りの主役は、針に付けた活きイワシです。弱らせず元気に泳がせることで、その動きと波動がヒラメを誘い、捕食のスイッチを入れます。ヒラメは砂に潜って獲物を待ち伏せし、頭上に来たイワシを下から一気に食い上げます。最初の「ガツッ」という前アタリは、ヒラメがイワシの胴体に噛み付いた合図。ここで慌てて合わせると、まだ口の中に針が入っていないためすっぽ抜けます。イワシを反転させて頭から飲み込むまで待ち、竿先がしっかり押さえ込まれてから掛ける——これが釣果を分ける最大のポイントです。
乗合船と仕立て船、一日船が基本
ヒラメ船にも、他のお客さんと相乗りする乗合(のりあい)船と、グループで1隻を貸し切る仕立て船があります。一人や少人数なら乗合、仲間でゆっくり狙うなら仕立て、と使い分けましょう。ヒラメは一発大物狙いのため一日船(朝〜昼過ぎ)が主流で、半日船は多くありません。じっくり腰を据えて、その日の一枚を待つ釣りです。
【データ】直近30日のヒラメ船 釣果実数(umisen調べ)
最終更新:2026-06-23/関東の船宿サイトを毎日自動収集・集計
直近30日(2026-06-23 時点)で、ヒラメ・泳がせ五目船の釣果を報告した船宿は 32軒、対象の港は 14港。各船宿が公表した1日の最大匹数(177件の「船宿×日」データ)を集計すると、1隻・1日あたりの釣果は次のような目安になります。
- 平均:1日あたり 4匹
- 上位10%ライン(上位1割の船はこれ以上):9匹
- 最大:26匹
ヒラメは「数」より「型」の釣り。一日船で1人2〜3匹も釣れれば十分な好釣果で、ボウズ(釣果ゼロ)も珍しくない魚です。それでも上位の船は1日9匹級、好調日には船中26匹という日もありました。数値は船宿の公表値(船全体の竿頭などの最大匹数)の集計で、天候・潮・乗船時間や季節によって大きく変動し、釣果を保証するものではありません。それでも、古い情報や一般論ではなく「今どれくらい釣れているのか」を毎日更新の実数で把握できるのがumisenの強みです。「今週どの港の船が上向いているか」を見てから予約すれば、一発大物への確率はぐっと上がります。
活きイワシの泳がせで食わせたヒラメ【データ】よく釣れている港ランキング(直近30日)
同じ期間で、ヒラメ・泳がせ船の釣果報告が多かった港は次のとおりです(報告件数が多い=それだけ多くの船が結果を出している港)。港名をタップすると、その港の船宿一覧と最新釣果を見られます。
| 順位 | 港 | 釣果報告数(30日) | 出船船宿 |
|---|
| 1 | 飯岡漁港 | 342件 | 10船宿 |
| 2 | 外川漁港 | 159件 | 4船宿 |
| 3 | 平塚港 | 133件 | 2船宿 |
| 4 | 腰越漁港 | 40件 | 1船宿 |
| 5 | 長井漁港 | 30件 | 2船宿 |
| 6 | 木更津港 | 29件 | 2船宿 |
| 7 | 葉山港 | 28件 | 2船宿 |
データ上のトップは 飯岡漁港。とくに外房の飯岡・外川は、遠浅の砂地と潮通しの良い地形が広がり、関東随一のヒラメ・泳がせフィールドとして知られます。出船数も多く、初心者が船を選びやすいのが特徴。相模湾では平塚を中心に泳がせ五目船が走り、青物や根魚も含めた五目釣りが楽しめます。
気になる港は決まりましたか? 各港ページでは、船宿ごとの最新釣果・料金・予約先を比較できます。まずは ヒラメ・泳がせ船を出している船を探す や 港から船宿を探す からチェックしてみましょう。
より詳しいメニュー別の解説は ヒラメ・泳がせ船のメニューページ でも確認できます。
umisenの釣果データの見方・活用法
「釣れている港」「1日の釣果の目安」を実数で知ってから予約することには、ヒラメのような一発大物狙いほど大きなメリットがあります。一般的な入門記事は「ヒラメは大物が狙えます」と書いて終わりがちですが、それだけでは「じゃあ今、どこで、どれくらい?」が分かりません。umisenは関東の船宿サイトを毎日巡回して釣果を集計しているので、直近の実績が良い港・船宿を根拠を持って選べます。ヒラメはベイト(イワシなどのエサ魚)の接岸で釣果が大きく動く魚なので、釣行直前に港ページの最新釣果を見て、上向いているエリアを狙うのが一枚への近道です。なお数値は船宿の公表値の集計であり、釣果を保証するものではありませんが、傾向をつかむ材料としては十分に役立ちます。
ヒラメ泳がせ船の仕掛けと釣り方・基本のコツ
ヒラメの泳がせ仕掛けは、オモリの上に長めのハリスを取り、親針+孫針(まごばり)の2本針で活きイワシを背負わせるのが基本です。釣り方の流れは次のとおり。
- 活きイワシを針に付け、ゆっくり海底まで下ろす。
- オモリが着底したら糸ふけを取り、オモリを底から少しだけ切る(底ダチを取り直す)。
- イワシが自由に泳げるよう、竿は手持ちか置き竿で待つ。底潮の変化に合わせてこまめに底を取り直す。
- 「ガツガツ」と前アタリが出てもすぐ合わせない。竿先を送り込みながら食い込みを待つ。
- 竿先がグーッと突っ込み、重みが乗ったらゆっくり大きく合わせる。
ポイントは、底ダチをこまめに取り直すことと、早合わせをしないこと。ヒラメは底べったりにいるので、オモリが底から離れすぎるとイワシがヒラメの射程から外れてしまいます。逆に底に着けっぱなしだと根掛かりやイワシの隠れにつながるので、「着底→少し切る」のリズムを保ちましょう。
タックル(道具)の目安
ヒラメ泳がせの標準的なタックルは、7:3〜6:4調子のヒラメ専用竿(2.4〜3m前後)に中型の両軸リール、道糸はPE2〜3号。オモリは海域により60〜80号が一般的で、潮の速さに合わせて船宿の指示に従います。穂先がやわらかく、活きイワシの動きを殺さずアタリをはじかない専用竿があると一気に釣りやすくなりますが、最初はレンタルで十分です。
まずはレンタル(1回あたり1,500〜2,500円ほど)で十分。ただ「また行きたい」と思ったら、最初の1本は汎用の船竿セットから始めるのもひとつの手です。アジ・カワハギなど他の東京湾の釣りにも幅広く使えるので、いろいろな船に乗ってみたい入門者には扱いやすい選択肢。慣れてきたら、食い込み重視のヒラメ専用竿へステップアップすると、あの「送り込んで掛ける」感覚が一段と決まりやすくなります。
おり釣具 船釣り入門セット(船竿+両軸リール)
5,000〜8,000円台
船竿と両軸リールがそろった入門セット。タチウオ・アジ・キス・カワハギなど東京湾の船釣り全般に幅広く使え、最初の1本にちょうどいいバランス。慣れたら専用竿へステップアップできます。バラ買いより割安で失敗しにくい構成です。
楽天で見るヒラメ専用ロッド 泳がせ向け 7:3〜6:4調子
8,000〜18,000円
食い込みを重視した7:3〜6:4の先調子。穂先がやわらかくイワシの動きを殺さずアタリをはじかないので、「ヒラメ40」の送り込みがぐっと決まりやすくなる。慣れてきたらステップアップの一本に。
楽天で見る仕掛けの構成は次のとおりです(下図の番号①〜⑥と対応)。
- 竿先(食い込みのよい先調子〜胴調子)
- 道糸(PE2〜3号)
- クッションゴム(食い込みとバラシ防止の緩衝材)
- 親針+孫針(活きイワシを背負わせる2本針)
- 捨て糸とオモリ(60〜80号・根掛かり対策に捨て糸はやや細く)
- 活きイワシ=エサ
泳がせ仕掛けの構成(番号は上の①〜⑥と対応)仕掛けは自作しなくても大丈夫。親針と孫針、クッションゴムがセットになった市販の完成仕掛けなら、根掛かりで切れても付け替えるだけです。孫針はトレブル(三本錨)と一本針のタイプがあり、船宿の指定に合わせて数組ストックしておくと安心。船宿が用意してくれることも多いので、最初は無理に買わなくてもOKです。
ヒラメ泳がせ完成仕掛け 親針+孫針セット
600〜1,200円
親針と孫針(トレブルフック)がセットになったヒラメ泳がせ専用の完成仕掛け。クッションゴム付きで根掛かりや仕掛けを替えるだけ。数組ストックしておくと安心。船宿が用意してくれる場合も多いが、持参すれば号数・形状を自分好みに合わせられる。
楽天で見るクッションゴム 泳がせ用 1.5〜2mm
300〜600円
道糸と仕掛けの間に挟む緩衝材。ヒラメが食い込む際の違和感を減らし、バラシ率を下げる必需品。消耗品なので数本ストックしておくと安心。
楽天で見る活き餌(イワシ)の付け方
泳がせ釣りで釣果を分けるのが、活きイワシの付け方です。基本は、親針を鼻掛け(上あごから鼻にかけて刺す)にしてイワシを安定して泳がせ、孫針を背中か腹に軽く掛けてヒラメのフッキング率を上げます。
- まずイワシをそっと手に取り、弱らせないよう手早く扱う。
- 親針をイワシの鼻(上あご)に通す。エラや目を避けると長持ちする。
- 孫針を背びれの手前に浅く刺す(深く刺すとイワシが弱る)。
イワシは生命線。素手で握り込まず、濡らした手でやさしく扱い、弱ったらこまめに付け替えるのが鉄則です。元気なイワシほどヒラメを誘い、食い込みも良くなります。船にはイワシを生かす水汲みバケツやエアポンプが備わっていますが、自分のバケツがあると順番待ちなく手返しよく交換できます。
活き餌バケツ エアポンプ付き 釣り用
1,500〜4,000円
活きイワシを元気に保つエアポンプ付きバケツ。船には共用のイケスがあるが自分専用があると順番待ちなく即交換でき、手返しが上がる。弱ったイワシはヒラメに食わせにくいため、新鮮度維持に直結するアイテム。
楽天で見る「ヒラメ40」食わせの間と合わせ
ヒラメ釣りには「ヒラメ40」という有名な格言があります。アタリがあってから40数えるくらいの気持ちで、じっくり食い込みを待ってから合わせる、という意味です。実際に40秒数える必要はありませんが、前アタリで早合わせしない心構えとしては的を射ています。
- 前アタリ:「ガツガツ」「コツコツ」とイワシに噛み付く反応。ここでは送り込んで待つ。
- 本アタリ:竿先がグーッと押さえ込まれ、重みが続く。ここで初めて掛ける。
- 合わせ:早アワセはすっぽ抜けの元。竿を立ててゆっくり大きく、重みを確かめてから。
掛けたあとは、ヒラメの強烈な締め込みに耐えつつ一定のテンションを保ち、海面に浮かせたら必ずタモ網(船長が入れてくれます)でランディング。抜き上げるとバラしやすいので、最後まで慎重に。
よくあるトラブルと対処
- すっぽ抜け(早合わせ):前アタリで合わせず食い込みを待つ。本アタリの重みを確認してから掛ける。
- 根掛かり:底ダチをこまめに取り直し、オモリを底に着けっぱなしにしない。捨て糸を細めにしておくと仕掛け全体のロストを防げる。
- イワシが弱る・取られる:弱ったら即交換。鼻掛けが外れていないか確認し、常に元気な一匹を泳がせる。
ヒラメは大きな口に鋭い歯(犬歯)を持ち、青物や根魚など歯の鋭い外道も掛かります。素手で口に指を入れるのは危険。針外しのプライヤーと魚を固定するフィッシュグリップがあると、針外しが安全・スピーディーになり、手返しも上がります。
下で紹介するのは、そのプライヤーとグリップがセットになったもの。バラで買うより割安で、3,000円台から手に入ります。「サビに強いアルミ製」「ロック付きで持ち運びやすい」ものを選んでおくと、潮を浴びても長く使えて買い直しになりません。「とりあえず何を買えばいい?」という方の、最初の一歩にちょうどいい価格と内容です。

フィッシングプライヤー&フィッシュグリップ セット
3,680円〜
針外しのプライヤーと魚をつかむフィッシュグリップのセット。サビに強いアルミ製で、数釣りの手返しがぐっと楽に。バラで買うより割安で、初めての1セットにちょうどいい内容です。
楽天で見る※竿・リール・仕掛け・オモリ・活きイワシは船宿のレンタルや船で用意できることがほとんど。無理にそろえる必要はありません。「あると快適なものから少しずつ」で大丈夫です。
初めてのヒラメ船 持ち物リスト
一日船が基本のヒラメ釣りでも、必要なものは多くありません。最低限そろえたいのは次のとおりです。
- 帽子・偏光サングラス(日差し・反射対策、夏は熱中症対策に必須)
- 動きやすく濡れてもよい服装、滑りにくい靴(沖は涼しいので一枚羽織れるものを)
- タオル・ウェットティッシュ(イワシや魚のぬめり対策)
- 飲み物・酔い止め(出船30分前までに服用)
- クーラーボックスと保冷剤(持ち帰り用。大判が入る大きめが安心)
一日船の持ち物。多くは船宿でレンタルできる偏光サングラス 釣り用 UV400 フィッシングサングラス
1,500〜5,000円
偏光レンズが水面の乱反射をカットするため、魚のシルエットや海底が見えやすくなる。目の疲れも軽減されて1日中快適に釣りができる。UV400カット対応で目を守りながら、船上での眩しさも格段に軽減。釣り専用設計のものはレンズ色がブラウン系で水中視認性が高い。
楽天で見るUV防護 アームカバー(釣り向け・速乾・夏)
1,500〜3,000円
速乾・UVカット素材のアームカバー。夏の船上は日差しと照り返しが強く、長袖代わりに腕の日焼けを防げる。色・サイズの選択肢はネットのほうが豊富で、一日船の日焼け・熱中症対策に役立つ。
楽天で見る竿・エサはレンタルできる?(早見)
初回はほとんど手ぶらでOK。船宿によりますが、目安は次のとおりです。
| 持ち物 | 船宿での扱い(目安) |
|---|
| 竿・リール | レンタル可(1,500〜2,500円程度) |
| 仕掛け・オモリ | 船で購入/用意できることが多い |
| エサ(活きイワシ) | 船で用意(料金に含むことが多い) |
| ライフジャケット | 無料貸与が一般的 |
| クーラーボックス | 持参が基本(持ち帰り用) |
持ち帰り用のクーラーボックスだけは持参が基本。ヒラメは大判だと60cm超になるので、少し大きめ(25L前後)だと折らずに収まって安心です。座布団を狙うなら、容量に余裕を持たせておきましょう。半日の他魚種と兼用で小さめを使う場合も、ヒラメが入る大きさかどうかは事前に確認を。水抜き栓やフロート機能つきだと、釣りの後の手入れや船上での扱いがぐっとラクになります。
釣り用 クーラーボックス 25〜35L
8,000〜20,000円
ヒラメや青物などの大判が入る25〜35L。座布団級ヒラメ(60cm超)も折らずに収まるゆとりサイズ。保冷力の高い断熱素材を選ぶと、帰宅後も刺身の鮮度が段違いに変わる。
楽天で見る釣り用 レインウェア上下 防水透湿 コンパクト収納
5,000〜15,000円
防水透湿素材の釣り用レインウェア上下。一日船は洋上で突然の雨や波しぶきを受けやすく、薄手でもコンパクトに収納できるものを1セット持っておくと心強い。量販店より釣り向けスペックがネット豊富。
楽天で見る予約から帰港までの一日の流れ
初めてだと当日の動きが不安なもの。ヒラメ船(一日)のおおまかな流れを把握しておきましょう。
- 予約:電話または船宿サイトで希望日・人数を伝えます。レンタル竿や活きイワシの有無、オモリ号数もこのとき確認。
- 集合・受付:出船の30〜45分前に到着。受付で料金を払い、氷やレンタル竿、仕掛けを受け取ります。
- 釣り座決め:早い者勝ちの船が多いので、こだわるなら早めに。初心者は船長に「初めてです」と伝えておくと面倒を見てもらいやすいです。
- 出船・釣り開始:ポイントまで移動し、船長の合図で開始。最初の流しで底の取り方とイワシの付け方を覚えましょう。
- 沖上がり・帰港:終了の合図で納竿。港に戻ったら釣果を確認し、クーラーに氷を足して持ち帰ります。
酔い止めは出船の30分前までに飲んでおくのがコツ。一日船は拘束時間が長いので、飲み物・軽食を多めに持っていくと安心です。集合時間に遅れると出船を待ってもらえないこともあるので、余裕を持って向かいましょう。
料金の目安
ヒラメ・泳がせ船(乗合・一日)の料金は、エリアや船宿によりますが、umisenが集計した関東の泳がせ五目船メニューではおおむね8,000〜13,000円前後が中心でした。これに加えて、レンタル竿(1,500〜2,500円程度)、氷代がかかる場合があります。活きイワシは料金に含まれることが多いですが、別途エサ代がかかる船もあります。正確な料金は各船宿のページで確認できるので、港から船宿を探すで比較してから予約すると安心です。
ヒラメ船で釣果を伸ばす5つのコツ
- 底ダチをこまめに取り直す:オモリを着底させてから少し切る。底潮の変化に追従する。
- イワシを元気に保つ:弱ったら即交換。鼻掛けで安定して泳がせる。
- 早合わせしない:前アタリは送り込み、本アタリの重みを確認してから掛ける。
- ドラグはやや緩めに:締め込みでハリス切れを防ぎ、突っ込みをいなす。
- 上向きの港を選ぶ:ベイトの接岸で釣果が動く。出船前に港別ランキングで好調エリアを確認。
ヒラメと一緒に釣れる魚(青物・根魚)
泳がせ五目船では、本命のヒラメに加えて、ワラサ・イナダ・カンパチなどの青物、マハタ・アコウ・カサゴなどの根魚、マゴチやエソが一緒に釣れることがあります。青物が掛かると一気に締め込んで竿を絞り込むので、ドラグ調整とやり取りが大切。根魚は高級魚が多く、嬉しい外道です。一方、ゴンズイやアイゴなど毒のあるトゲを持つ魚が掛かることもあるため、無理に手で触らず、フィッシュグリップで扱うか船長に任せましょう。何が来るか分からないのが泳がせ五目の楽しさです。
ヒラメの薄造りとエンガワ。コリコリの食感が絶品ヒラメ船が釣れるシーズン(旬)
ヒラメは関東の泳がせ五目船でほぼ周年狙えますが、味の旬と数の出やすい時期は分けて考えると分かりやすいです。
- 味の最盛期=晩秋〜冬(11〜2月):いわゆる「寒ビラメ」。水温が下がると身に脂が乗って締まり、刺身は絶品。料理目的ならこの時期が一番。
- 数・活性が上向く時期=春〜初夏:イワシなどのベイトが接岸すると、ヒラメの捕食スイッチが入りやすく、アタリの数が増える傾向。umisenの直近データでも、春から初夏にかけて報告が伸びています。
つまり「大判の食べごろを狙うなら寒の時期」「アタリを多く楽しむならベイトの濃い時期」と、目的で選べるのがヒラメ釣り。umisenでは港ごと・メニューごとの最新釣果を毎日更新しているので、出船前に港から船宿を探すページで直近の状況をチェックしてから予約すると失敗が少なくなります。
釣ったあとの持ち帰りと食べ方
ヒラメの最大の魅力は、なんといっても上品な白身とコリコリのエンガワ。鮮度を保つために、釣れたら船で締めてもらい、氷の効いたクーラー(海水氷)でしっかり冷やすと、帰宅後の味が段違いです。定番は薄造りの刺身。ポン酢やもみじおろしでいただくと、淡白ながら旨味のある白身と、脂の乗ったエンガワの食感が際立ちます。ほかにも、昆布締め・カルパッチョ・ムニエル・煮付け・唐揚げと、和洋どちらでも一級品。釣ったその日より、一晩寝かせて旨味を引き出すのもおすすめです。大判は一枚で家族分の刺身がまかなえる、コスパも満足度も高い魚です。
サイズと呼び名(ソゲ)
ヒラメは40cm前後から良型とされ、60cmを超える大判は「座布団(ざぶとん)」と呼ばれて釣り人の憧れです。逆に30cm未満の小型は「ソゲ」と呼ばれ、資源保護のためリリースを呼びかける船宿・エリアもあります(地域のルールに従いましょう)。狙うのは40cm以上の食べごろサイズ。船宿の規定サイズを確認し、小型は優しく海へ返すのがマナーです。
船酔い対策
一日船で一番もったいないのが船酔い。前日にしっかり睡眠を取り、当日は空腹も満腹も避けて、酔い止めを出船30分前までに服用しておきましょう。釣行中は下を向き続けず、遠くの水平線を見るのも効果的。心配な方は揺れの少ない大型船や、凪の予報の日を選ぶのがおすすめです。船酔いが不安な方は、別記事の船酔い対策ガイドも参考にしてください。
まずは港と船宿を選ぼう
ヒラメ・泳がせ船は外房から相模湾・三浦・内房まで広く点在し、「近い港」「件数が多い港」から気軽に選べます。
よくある質問
Q. ヒラメ船は初心者でも釣れますか?
はい。活きイワシは船で用意され、船長がポイントへ運んでくれるので、「底ダチを取る」「早合わせしない」の基本さえ押さえれば初心者でも大物のチャンスがあります。ただしヒラメは数より型の釣りで、ボウズもあり得る魚。それも込みで一発大物を狙う面白さがあります。レンタル竿でも十分狙えます。
Q. 1日でどれくらい釣れますか?
直近30日の集計では、1隻・1日あたり平均 4匹、上位10%で 9匹、最大で 26匹でした。ヒラメは1人2〜3匹も釣れれば好釣果で、型(サイズ)を楽しむ釣りです。潮や天候、ベイトの接岸状況、季節で大きく変わるので、最新の状況は港別ランキングで確認してください。
Q. どの港から行くのがおすすめですか?
迷ったら、釣果件数が多い港から選ぶのが無難です。直近30日では 飯岡漁港 をはじめ、外房(飯岡・外川)や相模湾(平塚)が活況でした。上の港別ランキングを参考にしてください。
Q. エサの活きイワシは自分で用意しますか?
いいえ、多くの船宿では活きイワシを船で用意してくれます(料金に含むことが多い)。当日にイワシが確保できないと泳がせが成立しないため、予約時にエサの有無と料金を必ず確認しておきましょう。
Q. ヒラメはどう食べるとおいしいですか?
上品な白身とコリコリのエンガワが魅力で、薄造りの刺身が定番。ポン酢やもみじおろし、昆布締め、カルパッチョ、ムニエル、煮付けと和洋どちらでも美味です。釣ったその日より一晩寝かせると旨味が増します。鮮度のため持ち帰り用のクーラーと保冷剤を忘れずに。
Q. ヒラメ船のベストシーズンはいつですか?
味の最盛期は身が締まる晩秋〜冬の「寒ビラメ」(11〜2月)。一方、イワシなどのベイトが接岸する春〜初夏はアタリの数が増えやすい傾向です。関東の泳がせ五目船はほぼ周年出ているので、料理目的なら寒の時期、数を楽しむならベイトの濃い時期、と目的で選べます。
Q. 「ヒラメ40」とは何ですか?
アタリがあってから40数えるくらいの気持ちでじっくり食い込みを待ってから合わせる、というヒラメ釣りの格言です。前アタリで早合わせするとすっぽ抜けるため、竿先が本格的に押さえ込まれ、重みが乗ってからゆっくり大きく合わせるのがコツ。初心者がまず覚えたい基本です。
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