カワハギ船の釣り方|東京湾・三浦の港別釣果ランキング【毎日更新】

東京湾・三浦半島・相模湾のカワハギ船を、umisenの港別釣果データ(直近30日・毎日更新)で解説。よく釣れている港ランキング、1日の釣果の目安、胴突き仕掛けやアサリの付け方、道具・料金・シーズン、肝の食べ方まで。エサ取り名人を攻略する船釣り入門ガイドです。

カワハギ船釣り入門

この記事は、船から狙うカワハギ(カワハギ船)専門の入門ガイドです。東京湾・三浦半島・相模湾の遊漁船で楽しむカワハギ釣りを、umisenが集計した港別の釣果データ(直近30日・毎日更新)を交えながら解説します。

カワハギは「エサ取り名人」と呼ばれ、アタリを取って掛けるまでの駆け引きが面白い、奥の深いターゲットです。それでいて船長がポイントへ運んでくれる船釣りなら、初心者でも数釣りに挑戦できます。さらに、晩秋から冬にかけては肝(きも)がパンパンに肥える「肝パン」シーズンを迎え、味でも一級品。「これからカワハギ船に乗ってみたい」という方に向けて、釣れている港・1日の釣果の目安・必要な道具・仕掛けと釣り方・料金・シーズン・肝の食べ方までをまとめました。この記事を読めば、はじめてでも安心して予約まで進められます。

なお、カワハギ船の本番は夏の終わり(8月頃)から冬(翌1月頃)。本記事のデータも季節によって大きく動くので、いま釣れている港・釣果は後半の毎日更新データで確認してください。

青空が広がる朝、東京湾を出船する清潔な遊漁船のデッキ
朝の海に出船するカワハギ船

カワハギ船とはどんな釣り?

カワハギは、ひし形の体とおちょぼ口が特徴の、砂地と根が混じる海底に多い魚です。おちょぼ口でエサだけを上手に吸い取るため「エサ取り名人」と呼ばれ、アタリを感じても掛からない、いわゆる「エサだけ取られる」状況が頻繁に起こります。この駆け引きこそがカワハギ釣りの醍醐味で、アタリを察知して掛ける「聞きアワセ」が決まったときの一尾は格別です。

陸(堤防)からも狙えますが、船からのカワハギ船なら船長が魚のいる根まわりへ正確に運んでくれるため、エサ取りとの距離が一気に縮まります。仕掛けは胴突き(どうづき)の3本針が基本で、エサはアサリのむき身。難しそうに見えて、基本さえ押さえれば初心者でも数釣りが楽しめます。

東京湾の湾口部から三浦半島、相模湾にかけてカワハギ船が多く、午前船・午後船といった半日船もあるため、半日・手ぶらに近い装備で気軽に楽しめるのも魅力です。

清潔な遊漁船のデッキで並んで竿を出す3人の釣り人
胴突き仕掛けで根まわりを狙うカワハギ船

「エサ取り名人」と呼ばれる理由

カワハギはおちょぼ口でエサをついばむように食べるため、針に掛からずエサだけきれいに取られてしまうことがよくあります。だからこそ、わずかなアタリを察知し、こちらから掛けにいく「攻めの釣り」が成立します。向こうから飲み込んでくれるのを待つのではなく、誘って・聞いて・掛ける。この一連の駆け引きが、カワハギ釣りを「ハマる人はとことんハマる」釣りにしています。初心者のうちは「エサだけ取られて悔しい」場面が続きますが、その分1尾の価値が大きく、上達の手応えをはっきり感じられる釣りです。

乗合船と仕立て船、午前・午後船

カワハギ船にも、他のお客さんと相乗りする乗合(のりあい)船と、グループで1隻を貸し切る仕立て船があります。一人や少人数なら乗合、家族や仲間でゆっくり楽しむなら仕立て、と使い分けましょう。午前船・午後船(半日)を用意する船宿も多く、3〜4時間ほどで気軽に楽しめます。しっかり数を狙いたい方は一日船という選び方もできます。

【データ】直近30日のカワハギ船 釣果実数(umisen調べ)

最終更新:2026-06-17/関東の船宿サイトを毎日自動収集・集計

直近30日(2026-06-17 時点)で、カワハギ船の釣果を報告した船宿は 7軒、対象の港は 5港。各船宿が公表した1日の最大匹数(62件の「船宿×日」データ)を集計すると、1隻・1日あたりの釣果は次のような目安になります。

  • 平均:1日あたり 15匹
  • 上位10%ライン(上位1割の船はこれ以上):24匹
  • 最大:30匹

つまり、エサ取り名人が相手でも、平均で 15匹前後は現実的に狙えるということ。腕とタイミングが噛み合えば、ツ抜け(10匹超え)どころか24匹級も見えてきます。数値は船宿の公表値の集計で、天候・潮・乗船時間や季節によって変動し、釣果を保証するものではありません。とくにカワハギは秋から冬が本番なので、この実数は時期によって大きく動きます。それでも、古い情報や一般論ではなく「今どれくらい釣れているのか」を毎日更新の実数で把握できるのがumisenの強みです。

釣れたばかりのカワハギを持つ手元。ひし形の体とおちょぼ口がよくわかる
ひし形の体とおちょぼ口が特徴のカワハギ

【データ】よく釣れている港ランキング(直近30日)

同じ期間で、カワハギ船の釣果報告が多かった港は次のとおりです(報告件数が多い=それだけ多くの船が結果を出している港)。港名をタップすると、その港の船宿一覧と最新釣果を見られます。

順位釣果報告数(30日)出船船宿
1久里浜港52件3船宿
2小網代15件1船宿
3長井漁港13件1船宿
4三崎港3件1船宿
5羽田1件1船宿

データ上のトップは 久里浜港。東京湾の湾口にあたる久里浜から、三浦半島の小網代・長井・三崎にかけては、カワハギ船の好フィールドが集まるエリアです。根まわりの地形が複雑でエサも豊富なため、カワハギの魚影が濃く、初心者でも船を選びやすいのが特徴です。

気になる港は決まりましたか? 各港ページでは、船宿ごとの最新釣果・料金・予約先を比較できます。まずは カワハギ船を出している船を探す港から船宿を探す からチェックしてみましょう。

より詳しいメニュー別の解説は カワハギ船のメニューページ でも確認できます。

umisenの釣果データの見方・活用法

「釣れている港」「1日の釣果の目安」を実数で知ってから予約することには、初心者ほど大きなメリットがあります。一般的な入門記事は「カワハギは数釣りも楽しめます」と書いて終わりがちですが、それだけでは「じゃあ今、どこで、どれくらい?」が分かりません。umisenは関東の船宿サイトを毎日巡回して釣果を集計しているので、直近の実績が良い港・船宿を根拠を持って選べます。とくにカワハギは群れの寄り・水温・潮で釣果が動きやすい魚なので、釣行直前に港ページの最新釣果を見て、上向いているエリアを狙うのが数釣りの近道です。なお数値は船宿の公表値の集計であり、釣果を保証するものではありませんが、傾向をつかむ材料としては十分に役立ちます。

カワハギ船の仕掛けと釣り方・基本のコツ

カワハギ船の仕掛けは、オモリを一番下に付けて、その上に3本ほどの針を出す胴突き(どうづき)仕掛けが基本です。エサはアサリのむき身。釣り方の基本の流れは次のとおりです。

  1. オモリを底まで落とし、糸ふけを取る。
  2. オモリを底に着けたまま、竿先で仕掛けを小刻みに揺らして誘う(たたき)。
  3. いったん誘いを止め、聞き上げてアタリを探る。
  4. 「コツコツ」「ムニュッ」とアタリが出たら、聞きアワセでスッと掛ける。

ポイントは底をしっかり取ることと、誘って・止めて・聞くのリズム。エサ取り名人が相手なので、ただ垂らして待つだけではエサだけ取られてしまいます。アタリが出たら大きくしゃくらず、竿先をゆっくり持ち上げる「聞きアワセ」で違和感を確かめながら掛けにいくのがコツです。

タックル(道具)の目安

カワハギ船の標準的なタックルは、カワハギ専用竿(先調子・1.7m前後)に小型の両軸リール、道糸はPE0.8〜1号。仕掛けは胴突き3本針、オモリは25〜30号が一般的で、海域や潮の速さに合わせて船宿の指示に従います。アタリを取るために、穂先が繊細で感度の高い専用竿を使うと一気に釣りやすくなりますが、最初はレンタルで十分です。

まずはレンタル(1回あたり1,000〜2,000円ほど)で十分。ただ「また行きたい」と思ったら、最初の1本は入門セットがコスパ良好です。レンタル代の数回分でマイロッドが手に入る計算なので、3回ほど乗るなら買ったほうがおトク。軽くて扱いやすい1本があると、底取りやアタリの取り方が一気に上達します。まずは船竿とリールがそろった汎用の入門セットから始め、ハマってきたらカワハギ専用竿にステップアップするのが失敗の少ない道です。

おり釣具 船釣り入門セット(船竿+両軸リール)
5,000〜8,000円台

船竿と両軸リールがそろった入門セット。アジ・キス・カワハギなど東京湾の胴突き・テンビン釣り全般に幅広く使え、最初の1本にちょうどいいバランス。慣れたら専用竿へステップアップできます。バラ買いより割安で失敗しにくい構成です。

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仕掛けの構成は次のとおりです(下図の番号①〜⑥と対応)。

  1. 竿先(感度の高い先調子)
  2. 道糸(PE0.8〜1号)
  3. 集寄(しゅうよせ・アピール用の飾り)
  4. 幹糸と3本の枝針(ハゲ針)
  5. オモリ(25〜30号)
  6. アサリのむき身=エサ
カワハギの胴突き仕掛けの構成図。①竿先②道糸③集寄④3本の枝針⑤オモリ⑥アサリのエサを白丸数字で示した解説イラスト
胴突き仕掛けの構成(番号は上の①〜⑥と対応)

仕掛けは自作しなくても大丈夫。幹糸に3本針と集寄がセットになった市販の完成仕掛けなら、根掛かりで切れても付け替えるだけです。針はカワハギ専用の「ハゲ針」が掛かりやすく、数組ストックしておくと安心。船宿が用意してくれることも多いので、最初は無理に買わなくてもOKです。

なかでも初心者に扱いやすいのが、3本針が組まれた市販の完成仕掛け。根掛かりが多い釣りなので、数組まとめて持っておくと当日あわてずに済みます。

吉見製作所 新カワハギ仕掛け 3本針用(日本製・全長49cm)
数百円

胴突き3本針の市販完成仕掛け。日本製のハゲ針で掛かりがよく、自作不要でそのまま使えます。根掛かりで切れても付け替えるだけなので、数組ストックしておくと安心です。

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アサリのエサの付け方

カワハギ釣りで釣果を分けるのが、アサリのむき身の付け方です。アサリには「水管(ベロ)」「ワタ(黒い部分)」があり、付け方の基本は次のとおり。

  1. まず水管に針を刺して通す。
  2. 次に身のふっくらした部分(ベロ)に針を抜く。
  3. 最後にワタに針先を埋める。ワタはカワハギが好む匂いの強い部分なので、ここを針先に持ってくると食いが格段に上がります。

針先を隠すように丸く小さくまとめるのがコツ。エサが大きすぎると吸い取られやすく、小さく硬めにまとめると掛かりが良くなります。エサが取られたらこまめに付け替え、常に新鮮なアサリを使うことが数を伸ばす近道です。アサリは船で用意されることが多いですが、塩や砂糖で締めた「締めアサリ」を持参する常連も多く、身が硬くなって付けやすくなります。

船のエサに慣れてきたら、あらかじめ塩で締めた市販の「締めアサリ」を持参するのもおすすめ。身がしっかりして房掛けしやすく、食いも安定します。消耗品なので、釣行のたびに買い足す常連も多い定番アイテムです。

山下漁具店 塩締めアサリ 30個入り(カワハギ用 加工エサ)
1,000円前後

あらかじめ塩で締めたカワハギ用のアサリ。身が硬く房掛けしやすいので、エサ取り名人が相手でも付けやすく食いも安定。船のエサに慣れてきたら、持参して差をつけたい消耗品です。

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誘いとアタリの取り方

カワハギは「止めて待つ」よりも「誘って聞く」と口を使いやすい魚です。代表的な誘いは三つ。

  • たたき釣り:オモリを底に着けたまま竿先を小刻みに揺らし、仕掛けを躍らせてアピールする。
  • たるませ釣り:あえて糸を少したるませ、エサを自然に漂わせて食わせる。
  • ゼロテンション:オモリの重みが穂先にギリギリ乗るかどうかの状態を保ち、わずかなアタリを取る。

どれも共通するのは、誘ったあとに一度止めて「聞く」こと。竿先に伝わる「コツッ」「モタレ」を感じたら、ゆっくり聞き上げて違和感があれば掛けにいきます。早アワセはすっぽ抜けの原因になるので、「アタリ→落ち着いて聞く→掛ける」を意識しましょう。

よくあるトラブルと対処

  • エサだけ取られる:エサを小さく硬めにまとめ、ワタを針先に。アタリが出たら誘いを止めて聞きアワセを早めに。
  • 根掛かり:カワハギは根まわりを狙うため起こりやすい。底を取ったらオモリを少し切り、底ベタを引きずりすぎないこと。
  • オマツリ(仕掛け絡み):底を取ったら糸ふけを早めに取り、船の流し替え時は一度回収すると防げます。

竿やリールは船宿でレンタルできることが多いので、最初に買い揃えるものはほとんどありません。ただ、ひとつだけ最初から持っておくと体験がぐっと良くなるのが、針を外すプライヤー魚をつかむフィッシュグリップです。

カワハギは小さな針を飲み込むことも多く、素手だと外すのに手間取りがち。プライヤーがあれば針外しが一瞬で済み、グリップで魚を固定すれば手も汚れず安全です。とくにカワハギ船では、毒のあるハオコゼや、よく似た毒魚キタマクラなどの外道が掛かることもあるので、素手で触らずグリップでつかめるのが安心材料になります。

下で紹介するのは、そのプライヤーとグリップがセットになったもの。バラで買うより割安で、3,000円台から手に入ります。「サビに強いアルミ製」「ロック付きで持ち運びやすい」ものを選んでおくと、潮を浴びても長く使えて買い直しになりません。「とりあえず何を買えばいい?」という方の、最初の一歩にちょうどいい価格と内容です。

フィッシングプライヤー&フィッシュグリップ セット
フィッシングプライヤー&フィッシュグリップ セット
3,680円〜

針外しのプライヤーと魚をつかむフィッシュグリップのセット。サビに強いアルミ製で、数釣りの手返しがぐっと楽に。バラで買うより割安で、初めての1セットにちょうどいい内容です。

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※竿・リール・仕掛け・オモリ・エサは船宿のレンタルや船で用意できることがほとんど。無理にそろえる必要はありません。「あると快適なものから少しずつ」で大丈夫です。

初めてのカワハギ船 持ち物リスト

半日船なら、必要なものは多くありません。最低限そろえたいのは次のとおりです。

  • 帽子・偏光サングラス(日差し・反射対策)
  • 動きやすく濡れてもよい服装、滑りにくい靴(秋冬は防寒着)
  • タオル・ウェットティッシュ(手やエサのぬめり対策)
  • 飲み物・酔い止め(出船30分前までに服用)
  • クーラーボックスと保冷剤(持ち帰り用)
カワハギ船の持ち物一式を白背景に整然と並べたフラットレイ。帽子、偏光サングラス、タオル、小型クーラーボックス、プライヤーとフィッシュグリップ
半日船の持ち物。多くは船宿でレンタルできる

竿・エサはレンタルできる?(早見)

初回はほとんど手ぶらでOK。船宿によりますが、目安は次のとおりです。

持ち物船宿での扱い(目安)
竿・リールレンタル可(1,000〜2,000円程度)
仕掛け・オモリ船で購入/用意できることが多い
エサ(アサリ)船で用意(料金に含む or 別売)
ライフジャケット無料貸与が一般的
クーラーボックス持参が基本(持ち帰り用)

持ち帰り用のクーラーボックスだけは持参が基本。カワハギは肝を生かすためにも鮮度が命なので、8〜12L程度の小型でも保冷剤と合わせて用意しておくと安心です。容量で迷ったら、半日船なら10L前後がちょうどいいサイズ。水抜き栓やフロート機能つきだと、釣りの後の手入れや船上での扱いがぐっとラクになります。

アレジア クーラーボックス AR-CB10SOLO 10L
アレジア クーラーボックス AR-CB10SOLO 10L
6,000円前後

船釣りの持ち帰りにちょうどいい10L。水抜き栓・フロート機能つきで、保冷力もしっかり。氷を足せば鮮度をしっかりキープでき、半日船の持ち帰り用に過不足のないサイズです。

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予約から帰港までの一日の流れ

初めてだと当日の動きが不安なもの。カワハギ船(半日)のおおまかな流れを把握しておきましょう。

  1. 予約:電話または船宿サイトで希望日・午前/午後便・人数を伝えます。レンタル竿やエサ、仕掛けの有無もこのとき確認。
  2. 集合・受付:出船の30〜45分前に到着。受付で料金を払い、氷やレンタル竿、アサリを受け取ります。
  3. 釣り座決め:早い者勝ちの船が多いので、こだわるなら早めに。初心者は船長に「初めてです」と伝えておくと面倒を見てもらいやすいです。
  4. 出船・釣り開始:ポイントまで移動し、船長の合図で開始。最初の流しで底の取り方と誘いのリズムを体に覚えさせましょう。
  5. 沖上がり・帰港:終了の合図で納竿。港に戻ったら釣果を確認し、クーラーに氷を足して持ち帰ります。

酔い止めは出船の30分前までに飲んでおくのがコツ。集合時間に遅れると出船を待ってもらえないこともあるので、余裕を持って向かいましょう。

料金の目安

カワハギ船(乗合・半日)の料金は、エリアや船宿によりますがおおむね6,000〜9,000円前後が目安です。これに加えて、レンタル竿(1,000〜2,000円程度)、氷、アサリのエサ代がかかる場合があります。一日船はこれより高くなります。正確な料金は各船宿のページで確認できるので、港から船宿を探すで比較してから予約すると安心です。

カワハギ船で数を伸ばす5つのコツ

  1. 底を切らさない:カワハギは底べったり。常にオモリの位置を意識し、底を取り直す。
  2. エサは小さく硬めに:ワタを針先に、丸く小さくまとめて吸い取られにくく。
  3. 誘って止めて聞く:たたき・たるませで誘い、止めてアタリを聞く。このリズムが基本。
  4. 手返しを速く:エサが取られたらすぐ付け替え。針外しのプライヤーで手返しを上げる。
  5. 群れを追う:船が流し替えたら底取りをやり直す。アタリが集中する流しに当たったら集中。

カワハギと一緒に釣れる魚(外道)

カワハギ船では、トラギス・ベラ・小型のフグ・キタマクラ・ハオコゼなどが一緒に釣れることがあります。トラギスは天ぷらでおいしい嬉しい外道。一方、キタマクラやハオコゼ、フグの仲間は毒を持つものがいるため、無理に手で触らず船長やスタッフに任せましょう。フィッシュグリップがあると、こうした魚も安全に扱えます。見分けに迷ったら、その場で船長に確認するのが一番確実です。

カワハギの薄造りに肝醤油を添えた料理を白い和皿に盛り付けた様子
カワハギの薄造りと肝醤油。冬の肝パンは絶品

カワハギ船が釣れるシーズン(旬)

カワハギは夏の終わり(8〜9月)から冬(12〜1月)が船釣りの本番です。夏から秋は数釣りシーズンで、活性が高く初心者でもアタリを多く楽しめます。そして晩秋から冬にかけては肝が大きく肥える「肝パン」シーズンを迎え、型も良くなって味は最高潮。数を楽しむなら秋、肝を狙うなら初冬、と季節で楽しみ方が変わります。

umisenでは港ごと・メニューごとの最新釣果を毎日更新しているので、出船前に港から船宿を探すページで直近の状況をチェックしてから予約すると失敗が少なくなります。

釣ったあとの持ち帰りと肝の食べ方

カワハギの最大の魅力は、なんといっても肝(きも)。鮮度を保つために、釣れたらすぐに氷の効いたクーラー(できれば海水氷)で締めると、帰宅後の味が段違いです。定番は、薄造りにした身を、溶いた肝を混ぜた「肝醤油」でいただく食べ方。とろりと濃厚な肝のうま味と上品な白身が合わさり、これを食べるためにカワハギに通う人がいるほどです。ほかにも、煮付け・鍋・唐揚げ・干物と何にしてもおいしい魚。肝は鮮度が落ちやすいので、持ち帰ったその日のうちに味わうのがおすすめです。

サイズと呼び名

カワハギは20cm前後が中心です。手のひらサイズの小型は「ワッペン」と呼ばれ、数釣りの主役。25cm前後になると良型、30cm(尺)級は「尺ハギ」と呼ばれて釣り人の憧れです。夏から秋はワッペン主体の数釣り、初冬は型と肝、と覚えておくとよいでしょう。

船酔い対策

船釣りで一番もったいないのが船酔い。前日にしっかり睡眠を取り、当日は空腹も満腹も避けて、酔い止めを出船30分前までに服用しておきましょう。釣行中は下を向き続けず、遠くの水平線を見るのも効果的。心配な方は揺れの少ない大型船や、時間の短い午前・午後便から始めるのがおすすめです。

まずは港と船宿を選ぼう

カワハギ船は東京湾の湾口から三浦半島・相模湾に数多くあり、半日船もあるので、「近い港」「件数が多い港」から気軽に選べます。

よくある質問

Q. カワハギ船は初心者でも釣れますか?

はい。エサ取りが上手で「エサだけ取られる」ことはありますが、船長がポイントへ運んでくれるため、底を取って誘って聞く基本を押さえれば初心者でも釣れます。umisenの直近30日データでも1隻あたり平均 15匹前後の釣果が出ており、レンタル竿でも十分狙えます。

Q. 1日でどれくらい釣れますか?

直近30日の集計では、1隻・1日あたり平均 15匹、上位10%で 24匹、最大で 30匹でした。潮や天候、午前・午後便、そして季節で大きく変わります。カワハギは秋から冬が本番なので、最新の状況は港別ランキングで確認してください。

Q. どの港から行くのがおすすめですか?

迷ったら、釣果件数が多い港から選ぶのが無難です。直近30日では 久里浜港 をはじめ、東京湾の湾口部から三浦半島にかけてが活況でした。上の港別ランキングを参考にしてください。

Q. エサのアサリは自分で用意しますか?

多くの船宿ではアサリのむき身を用意してくれます(料金に含む、または別売)。常連はより身が硬く付けやすい「締めアサリ」を持参することもありますが、初回は船のエサで十分です。予約時にエサの有無を確認しておきましょう。

Q. カワハギはどう食べるとおいしいですか?

晩秋から冬は肝が肥える「肝パン」シーズンで、薄造りを肝醤油でいただくのが格別です。煮付けや鍋、唐揚げ、干物にしてもおいしい魚。肝は鮮度が落ちやすいので、持ち帰り用のクーラーと保冷剤を忘れず、その日のうちに味わうのがおすすめです。

Q. カワハギ船のベストシーズンはいつですか?

船釣りの本番は夏の終わり(8〜9月)から冬(12〜1月)です。夏から秋はアタリの多い数釣り、初冬は型と肝が楽しめます。とくに肝を狙うなら晩秋から初冬がおすすめのタイミングです。

Q. 子どもや家族でも楽しめますか?

はい。アタリを取って掛ける駆け引きは大人も子どもも夢中になれます。半日船なら拘束時間も短く、船酔いのリスクも抑えられます。ライフジャケットの着用や、揺れの少ない船選びなど安全面に配慮すれば、お子さんの釣りデビューにも向いています。

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読了 112026.06.17 更新
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