タイラバヘッドの重さは何g?船宿実測で選ぶ80g・100g・120g
タイラバヘッドは何gを買えばいい?船宿公式サイト145件のタックル記載と直近30日の釣果を集計し、80g・100g・120gの使い分け、鉛とタングステン、必要な予備まで解説します。
読了 14 分umisen編集部2026.08.13 公開2026.08.20 更新 タイラバヘッドの重さは「80〜120gを軸に、船宿指定で確定」が結論
タイラバを始めるとき、最初に迷うのがヘッドの重さです。60g、80g、100g、120g、さらに150g以上まで売り場に並び、「水深と同じ数字を選ぶ」「底が取れる重さにする」と説明されても、初釣行では自分の海がどちらに当たるのか判断しにくいものです。
30秒で答えると、予約前の仮決めは80g・100g・120gを中心にし、予約した船宿が示す重さを最優先してください。 umisenがタイラバ便の公式案内から最新記載を船宿単位で集計したところ、重量を数値で確認できた11船宿のうち、80〜120gを指定範囲に含む船宿は9軒、82%でした。ただし実測範囲は30〜250gまで広がっています。80〜120gは万能の正解ではなく、関東の複数海域へ出る船で外しにくい「出発点」です。
乗船前には次の順で決めれば十分です。
- 船宿の予約ページや電話で当日の指定重量を確認する
- 指定の中心を主力にし、その前後を1段階ずつ用意する
- 船上では船長の合図に従い、底を取れて隣と糸の角度が揃う最も軽い重さを使う
ヘッドの重さは釣果を保証する数字ではありません。潮、風、船の流し方、水深、ラインの太さで必要量が変わり、同じ港でも日によって変わります。この記事では、船宿が実際に公開したタックル指定145件、16船宿分と、直近30日の港別釣果を使い、「なぜその重さなのか」まで分解します。前回確認時より記載母数は増えましたが、120gを明記する船宿は4軒となり、1個だけで済ませる根拠にはなりません。
最初の3個は80g・100g・120gを軸に船宿指定で調整まず安全と船内ルールを優先する
タイラバは鉛やタングステンなどの重いヘッドを上下させる釣りです。投入時に振り子のように大きく振ると、人や船体へ当たる危険があります。移動中は必ず回収し、ハリを固定し、投入の合図が出てから足元へ静かに落としてください。キャスト可否は船ごとに違います。キャスラバを試したくても、船長が許可していなければ投げません。
重さを合わせる目的には、魚へ届かせることだけでなく、乗合船でオマツリを減らすことも含まれます。自分だけ軽すぎるヘッドを使うと、ラインが横へ流れて隣の人と交差しやすくなります。逆に必要以上に重いと、着底時の衝撃が大きくなり、柔らかい穂先や細いラインへ余計な負担がかかります。「軽いほど食わせやすい」「重いほど底を取りやすい」という一方向の話ではなく、同船者と角度を揃えながら底を確認できる範囲を探すのが基本です。
出船前に船長へ聞く質問は、「今日は何gが中心ですか」「前後は何gまで持てば足りますか」の2つで構いません。号数という言い方より、タイラバヘッドはg表記が一般的です。この記事でも重量はgで統一します。
重いヘッドは振り回さず、船長の合図後に足元へ静かに投入【実測】船宿はタイラバヘッドを何gと案内しているか
umisenは船宿公式サイトの料金、メニュー、仕掛け案内を巡回し、竿、リール、PE、リーダー、ヘッド重量などの記載を構造化しています。今回の対象は、釣りものIDがタイラバに一致する記載だけです。別メニューのマダイ、ひとつテンヤ、青物ジギングの指定は混ぜていません。同じ船宿に巡回履歴が複数ある場合は、項目ごとに最新の記載を1件として重複排除しました。集計基準日は2026-09-12です。
重量の案内は「80、100、120g」「60〜120g」「150gをメインに潮によって80〜250g」のように範囲で書かれることが多いため、次の表は各帯を指定範囲に含む船宿数です。一つの船宿が複数の帯へ数えられるため、行の合計は母数と一致しません。
| 重量帯 | 指定範囲に含む船宿数 |
|---|
| 60g以下 | 8船宿 |
| 80〜100g | 4船宿 |
| 120g | 4船宿 |
| 150g以上 | 2船宿 |
船宿の指定は80〜120gを中心にしつつ、海域によって広いここで大切なのは、単純な人気ランキングにしないことです。60〜80gを案内する近場の釣りと、150gを主力にして250gまで持たせる深場や速潮の釣りは、同じ「タイラバ」でも条件が違います。全船宿を混ぜた最多値を一つ買うより、自分が予約した船の範囲へ寄せる方が合理的です。
80〜120gが出発点になる理由
80〜120g帯は、今回数値を確認できた11船宿中9軒が範囲に含めていました。複数重量を列挙する船宿も多く、80gを主力にしつつ100g・120gまで持参させる案内が見られます。これは「80gならどこでも足りる」という意味ではありません。潮が緩い、比較的浅い、ラインが細いといった条件では80gで底を取りやすく、潮が速くなる、深くなる、風で船が押されると100g、120gへ上げる余地が必要だと読めます。
初心者が最初から十数個を買う必要はありません。予約先が未定なら80g、100g、120gを候補にし、予約後に指定外の重量を減らすのが無駄の少ない順序です。船宿が「60〜80g」と案内しているなら120gを主力にせず、「150g中心」と言う船なら80gだけで出かけません。
実測範囲が30〜250gまで広い理由
数字の幅は、タイラバの正解が曖昧だからではなく、船が走る海の条件が違うためです。必要な重さを変える主な要因は次の5つです。
- 水深: 深くなるほど着底までの時間が延び、潮を受けるラインも長くなる
- 潮の速さ: 速いほどヘッドが斜めへ流され、底の合図が曖昧になる
- 風と船の流れ: 船が押されると、表示水深以上にラインが出る
- ラインの太さ: 太いほど水の抵抗を受けやすい
- 船の流し方と同船者: ドテラ流しか、船を立てるか、周囲が何gを使うかで角度が変わる
水深だけを見て「水深80mだから80g」と機械的に決めると、潮が速い日に不足します。反対に「水深の2倍」と固定すると、緩い日に必要以上に重くなる可能性があります。水深と重量の関係は便利な仮説ですが、最後は着底の分かりやすさと船長の指定で補正します。
話したくなる発見: 「水深=重さ」ではなく「糸の角度=重さ」
タイラバの重さ選びを人に説明するとき、覚えておきたいのが魚探の水深より、海へ入る糸の角度を見るという考え方です。水深表示が同じでも、真下に近く落ちる日と、斜め遠くへ流される日では必要重量が変わります。つまり「今日は80mだから80g」ではなく、「80mで100gを落としても糸が大きく斜めなら120gを試す」という順番です。
着底時にスプールの回転が止まり、穂先やラインの張りが一瞬抜けるなら底を認識できています。着底が分からずラインだけ出続ける、周囲より大きく斜めになる、巻き始める前から隣と交差しそうなら一段重くします。一方、底は明確で周囲と角度も揃い、巻き感が重すぎるなら一段軽くできる余地があります。
この見方なら、知らない港でも応用できます。ヘッドに刻まれた数字を絶対視せず、糸の角度を船上のメーターとして使う。タイラバ経験者と話すときにも伝えやすく、初釣行の判断を助けるumisenのおすすめフレーズです。
水深の数字だけでなく、糸の角度と着底の明確さで一段ずつ調整80g・100g・120gをどう使い分けるか
80gから始めやすい場面
船宿が60〜80gを案内し、潮が緩く、底がはっきり取れる場面です。軽いヘッドは巻き抵抗が比較的小さく、長時間一定速度で巻く練習もしやすくなります。ただし「軽い方が自然だから釣れる」と決めつけてはいけません。底が取れず、探る層が分からなくなるなら軽さの利点は消えます。
100gへ上げる場面
80gでは着底が遅い、糸が周囲より斜め、潮が動き始めたというときの中間です。80gと120gの間を埋めるため、細かく調整したい人には扱いやすい選択肢です。船宿が80・100・120gを列挙しているなら、当日の中心を聞いて同じ重量から開始します。
120gへ上げる場面
潮や風で流され、100gでも底を見失いやすい場面です。着底を素早く確認してすぐ巻き始められるなら、結果として底付近を効率よく通せます。ただし船宿指定が60〜80gなのに自己判断で120gを落とすのは避け、船長へ確認してください。
150g以上が必要な場面
今回の実測には150gを中心に80〜250gまで案内する船宿もありました。深場や速潮を走る船では、80〜120gセットだけでは不足します。ここは一般的なスターターセットで代用せず、予約先の案内どおりに揃える領域です。レンタルや船内販売の有無も予約時に確認すると、使用頻度の低い重量を買い過ぎずに済みます。
底が明確なら継続し、流されるときは船長確認後に一段ずつ重くする素材は鉛とタングステンのどちらを選ぶか
同じ重さでも素材で体積と価格が変わります。一般にタングステンは鉛より高密度で小さく作りやすく、潮の抵抗を抑えたい場面で候補になります。一方で価格が高く、根掛かりで失ったときの負担も大きくなります。鉛は比較的手頃で、初めて複数重量を揃えるときや根掛かりが心配な場所で使いやすい選択です。
初心者は素材より先に重量範囲を合わせてください。指定外の高価なタングステン1個より、指定範囲の鉛を前後2〜3段階持つ方が、潮の変化へ対応しやすいことがあります。底取りに慣れ、よく行く船と主力重量が定まってから、その主力だけタングステンへ替えると費用対効果を判断しやすくなります。
ネットで買う利点は、店頭で欠けやすい重量と色をまとめて比較でき、ヘッド単体か完成品かを同じ画面で比べられることです。楽天ではポイントや送料無料条件も比較できますが、送料込み総額、入り数、フック・ネクタイの有無を揃えなければ安さを誤認します。価格、在庫、ポイントは変動するため、購入画面で確認してください。
最初の主役は実測の中心に入る100gの鉛ヘッドです。完成品ではなくヘッド単体なので、手持ちのネクタイやフックを使う人向けです。既存の仕掛けがない初心者は、部品を別に揃える必要がある点を弱点として理解して選びます。

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楽天で見る鉛とタングステンは優劣ではなく、損失時の負担と潮受けの違いで選びます。主力重量が未確定なら鉛を複数重量、よく通う船で100gが主力と分かった人は小型化しやすいタングステンを比較候補にします。
重量を分けて収納すると、潮が変わったときの交換判断が速いヘッドだけでなくPEとリーダーも合わせる
ヘッドを重くしても、ラインが太すぎれば潮受けが増えます。今回の船宿記載では、PE号数を数値で確認できた8船宿のうち、0.8〜1号を含む案内が8軒、100%でした。リーダーは8船宿中、3〜4号を含む案内が8軒、100%です。これは全海域の絶対基準ではなく、記載を確認できた船宿の実測です。船宿指定があれば必ず優先してください。
ライン選びでは、号数だけでなく必要な長さも確認します。深場で高切れすると残量が不足するため、船宿が200mなどの長さを示している場合があります。古いPEに傷がある、結束に自信がない、リーダーが短すぎるといった状態では、ヘッド重量を正しく選んでも安心して巻けません。
リーダーは結束部を含めて釣行前に点検します。船上で初めてノットを結ぶと時間を失うため、予備スプールや結束済みの準備も有効です。ただし完成品の強度や適合を断定せず、自分のラインシステムと船宿案内を照合してください。
買い替えるなら、は放出量と残量を把握しやすい点、は擦れた先端を交換できる点が選ぶ理由です。号数と巻量は船宿指定を優先します。
実測ではPE0.8〜1号とリーダー3〜4号を全8船宿が案内し、実際は船宿指定を優先タイラバの基本動作は「落として、一定に巻く」
タイラバは仕掛けを底まで落とし、着底後すぐに一定速度で巻き上げるのが基本です。難しく見えますが、最初は次の一連だけを丁寧に行います。
- 投入合図を確認し、クラッチを切って足元へ静かに落とす
- サミングしながらスプールの回転とラインを見る
- 着底で回転が止まったら、すぐクラッチを戻す
- 船長が示す速度と巻き上げ幅で一定に巻く
- アタリがあっても慌てて強く合わせず、巻き続ける
- 指示された上限まで巻いたら再投入する
底に置いたままにすると根掛かりしやすく、魚へ見せる時間も減ります。重さを合わせる最大の実利は、着底を素早く認識し、この巻き始めを遅らせないことです。アタリの出方や合わせ方は船長の説明に従い、ドラグ設定も乗船前に確認しましょう。
投入、着底、一定巻きを6手順で繰り返し、巻き始めを遅らせない直近30日のタイラバ港別釣果
重さを揃えたら、次は出船港を選びます。集計基準日2026-09-12までの直近30日で、タイラバ釣果を報告した船宿は9軒、9港でした。船宿と日付ごとに同一日の最大報告を採用し、46船宿日を集計した1隻・1日あたりの匹数は次のとおりです。
- 平均: 3匹
- 上位10%ライン: 5匹
- 最大: 18匹
| 順位 | 港 | 釣果報告数 | 報告船宿 |
|---|
| 1 | 金沢八景 | 83件 | 1船宿 |
| 2 | 江戸川・荒川 | 36件 | 1船宿 |
| 3 | 羽田 | 15件 | 1船宿 |
| 4 | 勝浦漁港 | 13件 | 1船宿 |
| 5 | 大津漁港 | 10件 | 1船宿 |
| 6 | 横浜港 | 8件 | 1船宿 |
| 7 | 乙浜港 | 6件 | 1船宿 |
この順位は魚の多さを直接測ったものではなく、船宿が公開した釣果報告の件数順です。出船回数や報告頻度の影響を受け、将来の釣果を保証しません。それでも、直近に継続して報告がある港を探す入口になります。トップは金沢八景でした。港を選んだら、各船宿の当日指定重量へ戻って準備を確定してください。
直近30日の釣果は平均3匹、上位10%ライン5匹、最大18匹で、報告件数1位は金沢八景タイラバの季節、料金、予約から当日の流れはタイラバ船の初心者ガイド、タイラバと他のマダイ釣法の違いはマダイ船釣り入門で詳しく確認できます。港から探す場合は港一覧、現在のタイラバ船はタイラバ船メニューが便利です。
買う前のチェックリスト
予約先が決まっている人
船宿指定を聞き、中心重量を2個、その前後を各1個ほど候補にします。根掛かりの多い場所か、ヘッド単体でよいか、フック・ネクタイの予備が必要かも確認します。レンタルにヘッドが含まれるなら、初回から全重量を買う必要はありません。
予約先が未定の人
80g・100g・120gを仮候補にし、購入確定は船宿を選んだ後にします。先に大量購入すると、60〜80g中心の船や150g中心の船を選んだときに余ります。タイラバは重量だけでなく地域と流し方の差が大きいため、予約と買い物の順序が節約になります。
すでに80gしか持っていない人
出船前に船宿へ伝えます。当日80g中心なら予備を足し、100g以上が必要なら指定に合わせて追加します。船上で不足が判明してから借りられるとは限りません。貸出・販売の有無と価格は一次情報で確認し、未確認のまま期待しないことが大切です。
当日の調整を3段階で覚える
投入後、まず「底が分かるか」を確認します。次に「周囲と糸の角度が揃っているか」を見ます。最後に「一定速度で無理なく巻けるか」を確かめます。
- 底が分からない、糸が大きく斜め: 船長へ確認して一段重くする
- 底は分かるが周囲より斜め: ライン放出量を見直し、必要なら一段重くする
- 底が明確で角度も揃う: その重さを継続する
- 巻き抵抗が過大で、船長も軽量化を認める: 一段軽く試す
変更は一度に20g程度など、手持ちの刻みで一段ずつ行うと原因を追いやすくなります。色、ネクタイ、巻き速度まで同時に変えると、何が違ったのか分かりません。まず重さで底取りを安定させ、その後に他の要素を調整します。
パッケージの重量表記を読み違えない
買い物では、似た外観の商品でも内容が違います。「80g」と大きく書かれていても、ヘッド単体、フックとネクタイを含む完成品、交換用パーツのいずれかを確認してください。完成品ならすぐ使える反面、予備フックやネクタイの互換性を確認する必要があります。ヘッド単体なら、自分でフック・ネクタイ・スカートを組み合わせる前提です。初回は同じシリーズで一式を揃えると、部品の通し方やサイズで迷いにくくなります。
「号」と「g」を混同しないことも大切です。オモリには号数表示が多く、タイラバヘッドはg表示が中心です。1号を一定のgへ換算する知識はありますが、パッケージ、船宿案内、この記事の数字を別単位のまま比べると買い間違いにつながります。船宿がgで案内したらg表記の商品を選び、号数しか見つからない場合は自己流で丸めず、船宿や販売店へ確認してください。
セット商品は「合計何個」だけでなく重量の内訳を見ます。6個セットでも、必要な100gが1個しかなく、使わない軽量が多ければ予備になりません。主力重量の個数、前後重量の個数、ヘッド単体か完成品か、送料込み総額を同じ条件で比べます。色違いが多いことより、当日必要な重量が欠けていないことを優先します。
交換部品は消耗理由がはっきりした物だけ足します。は針先が鈍ったとき、は裂けや変形が出たときの復旧用です。完成品を予備にする人は両方を別買いする必要はありません。
レビューも万能ではありません。購入者が使った海域、水深、船の流し方が自分の予約先と違えば、「80gで十分だった」「150gが必要だった」という感想はどちらも成立します。レビューは塗装、バリ、部品の扱いやすさ、梱包などの確認に使い、必要重量は船宿の一次情報で決めるのが安全です。
根掛かりや高切れの後に慌てない準備
タイラバは底を取るため、根掛かりやライン損傷を完全には避けられません。主力ヘッドを1個しか持たないと、失った時点で指定外の重さしか残らず、底取りや周囲との角度が崩れます。主力重量は予備を用意し、ケースの同じ区画へまとめておくと復帰が早くなります。
根掛かりしたときは竿を強くあおって外そうとせず、まず船長へ知らせます。船の位置や周囲のラインを見ずに引くと、竿の破損、ラインの跳ね返り、他人の仕掛けとの絡みにつながります。切る必要がある場合も船長の指示に従い、素手でPEを強く引きません。細いラインは皮膚へ食い込む危険があります。
高切れ後は、単に新しいヘッドを結んで再投入せず、残ったPEの傷と残量を確認します。必要水深に対してラインが足りない、結束部が弱い、リーダーに擦れが残る状態では再発しやすくなります。予備リーダー、ラインカッター、プライヤーを取り出せる場所へ置き、ノットを釣行前に一度作っておくと船上で落ち着いて対応できます。
使い終えたフックはむき出しでケースへ戻しません。フックカバーを使うか、完成仕掛けを専用区画へ収めます。重いヘッドがケース内で動くと、フックが指へ刺さったり、塗装が欠けたりします。ケースは必ずふたが閉まる容量を選び、移動時はバッグの底で暴れないよう固定してください。
船上の復旧を早めるは重量を混ぜないため、はフックを素手で扱わないために選びます。どちらも釣果を増やす道具ではなく、安全と交換時間を整える補助品です。
前夜・乗船前・帰港後の確認
前夜にすること
予約確認メールと船宿公式ページを読み直し、集合時刻、港、駐車場所、出船可否の連絡方法、指定重量を確認します。天候や海況で行き先が変われば主力重量も変わることがあるため、古い案内のスクリーンショットだけに頼りません。船宿から変更連絡が来ていないかも確認します。
ヘッドは重量別に並べ、主力、軽い側、重い側の順で見つけられるようにします。PEの残量と傷、リーダーの結束、ドラグ、リールの電池や巻き心地を確認します。完成仕掛けならフックの錆や変形、ネクタイの裂けも見ます。問題がある部品は船上で直す前提にせず交換します。
前夜に重量別収納とライン点検を済ませ、船上での迷いを減らす服装と安全装備も重量選びと同じくらい重要です。ライフジャケットは船宿の貸出条件または自分の適合品を確認し、滑りにくい履物、濡れても困らない服、日差しと雨への備えを用意します。安全装備の法令適合を生成写真や商品レビューだけで判断せず、表示と船宿案内を確認してください。
近所で船釣り向けの仕様を比較しにくい場合は、を靴底形状、を防水性と動きやすさで比較できます。サイズ交換条件と送料を確認し、手持ちで安全に代用できるなら無理に買い足しません。
乗船前にすること
受付で「今日は何gから始めますか」と聞き、ケースの取り出しやすい位置へ主力を移します。周囲の経験者が違う重さを使っていても、別の釣り座、ライン、釣法かもしれません。船長の指示を基準にします。レンタルタックルなら、セットされているPE号数とヘッド、クラッチ操作、ドラグの説明を受けます。
釣り座では、ヘッドを床へ転がさずケースに入れ、ロッドを船べりへ放置しません。投入前にラインが穂先へ絡んでいないか、フックが衣服やロープへ掛かっていないかを見ます。重さが正しくても、穂先絡みのまま落とすと破損につながります。
帰港後にすること
使ったヘッド、フック、ケースは真水で塩分を落とし、十分に乾かします。塗装の欠けだけで直ちに使えないとは限りませんが、変形、鋭いバリ、接続部の傷、フックの錆は次回前に確認します。PEとリーダーの先端も切り詰める必要がないか見ます。
その日に使った重量と海況を簡単に記録すると、次の準備が速くなります。「港、船宿、中心水深、開始重量、潮が速い時間に上げた重量、底取りの感触」を残せば十分です。魚が釣れた重さだけを成功値にせず、着底と糸の角度が安定した重さを記録するのがコツです。次回同じ船へ乗るときも、記録を出発点にして最新の船宿指定で上書きします。
データの限界と更新方法
今回のタックル集計は、船宿公式サイトに数値が明記され、タイラバの釣りものIDへ正しく紐づいた記載が対象です。口頭だけで案内する船、SNSだけで当日重量を伝える船、ページに重量を書かない船は母数へ入りません。また、一つの案内に「60〜120g」とあれば、その間の全重量を常に推奨しているとは限らず、条件別の候補をまとめている場合があります。
そのため、82%という割合は「全タイラバ船の82%で必ず使える」という意味ではありません。確認できた11船宿の最新公開記載のうち、その帯を含んだ割合です。記事の更新時に同じ包含条件、船宿単位の重複排除、基準日で再集計し、本文と図を同時に更新します。取得に失敗した場合や母数が0の場合は0%として表示せず、更新を停止します。
港別釣果も同様に、公開された報告を基にしています。釣果を報告しない日、出船中止、人数差、同じ魚の複数投稿などの影響を完全には除けません。umisenは船宿と日付ごとの最大値で重複の影響を抑えていますが、調査ではなく予約判断の補助として使ってください。最後の確認先は、乗船する船宿の最新案内です。
まとめ: 最初の正解は「範囲を持ち、船で合わせる」
タイラバヘッドの重さに一つの万能値はありません。船宿実測では80〜120gを指定範囲に含む割合が82%で、予約前の出発点として有力でした。一方、全体は30〜250gまで広く、海域によって150g以上も必要です。
最初の買い方は、80g・100g・120gを軸にしながら、予約した船宿の案内で増減するのが堅実です。船上では水深の数字だけでなく、着底の明確さと糸の角度を見ます。自分だけ軽すぎる状態を避け、船長と周囲に合わせることが安全と釣りやすさの両方につながります。
実測データは準備の迷いを減らすための材料であり、釣果の保証ではありません。当日の潮と指示を優先し、無理にキャストせず、重いヘッドを安全に扱ってタイラバを楽しんでください。
よくある質問
Q. タイラバヘッドは何gを最初に買えばいいですか?
予約先が未定なら80g・100g・120gを候補にし、購入前に船宿指定を確認してください。実測では重量を確認できた11船宿の82%が80〜120gを範囲に含めましたが、250gまで案内する船もあり、万能セットではありません。
Q. 水深と同じg数を選べばよいですか?
水深は目安の一つですが、同じ水深でも潮、風、ラインの太さ、船の流し方で必要重量が変わります。着底が分かるか、糸が周囲より斜めでないかを見て、船長へ確認しながら一段ずつ調整してください。
Q. 80gと100gではどちらが釣れますか?
重さだけで釣果は決まりません。底を認識でき、周囲と角度を揃え、一定速度で巻ける方を選びます。80gで流されるなら100g、100gで条件を満たすならそのまま使うという考え方です。
Q. タングステンは初心者にも必要ですか?
必須ではありません。まず船宿指定の重量を鉛などで複数揃え、主力重量が分かってからタングステンを検討すると無駄を抑えられます。素材より重量範囲と安全な底取りを優先してください。
Q. ヘッドは何個ずつ必要ですか?
根掛かりや高切れに備え、主力は予備を含めて複数、前後重量も持つと安心です。ただし必要数は海域と船宿の販売・貸出で変わります。予約時に根掛かりの多さと船内販売を確認してください。
Q. PEラインは何号が目安ですか?
実測ではPE記載8船宿中8軒が0.8〜1号を含めていました。ただし強度、長さ、海域の指定があるため、実際に乗る船宿の案内を優先してください。
Q. 軽いヘッドの方が食いが良いですか?
軽さだけで食いが良くなるとは断定できません。底を見失ったりオマツリが増えたりすれば釣る時間が減ります。底取りと糸の角度を満たす範囲で、船長が認める重さを使ってください。
Q. キャストして広く探ってもよいですか?
船によって禁止または条件付きです。重いヘッドのキャストは人へ当たる危険があるため、自己判断で投げず、必ず船長の許可と指示に従ってください。
Q. 港別ランキングは釣れる港の順位ですか?
直近30日に船宿が公開した釣果報告件数の順位であり、魚影や将来の釣果を保証する順位ではありません。報告が継続する港を探す入口として使い、最新釣果、出船予定、指定重量を各船宿で確認してください。
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