ヒラメの泳がせ仕掛けは「船宿指定のオモリ、ハリス4〜6号」が出発点
ヒラメ船を予約してから釣具店へ行くと、最初に迷うのが仕掛けです。オモリは40号から120号まで案内が分かれ、ハリスも3号台から10号まで幅があります。完成仕掛けの袋には似た説明が並びますが、乗る船と合わなければ、底を取りにくくなったり、活きイワシの動きを損ねたり、隣の人とオマツリを増やしたりします。
umisenがヒラメ・泳がせ便を持つ船宿の公式案内を集計した結論は、先に予約先を決め、指定オモリを複数、ハリス4〜6号の親針と孫針の完成仕掛けを3組以上用意するです。最新集計では60〜80号を案内する船宿は実測母数の47%で、過半数とは限りません。全国一律の号数を先に買わず、当日の指定を最優先にしてください。
この記事は釣り方全般ではなく、「予約後に何を何個そろえるか」に絞りました。釣り方、シーズン、料金、合わせ方までまとめて確認したい方はヒラメ船釣り入門も合わせてご覧ください。
ヒラメ仕掛けは、当日の船宿指定から逆算する30秒で即答|最初にそろえるヒラメ仕掛け
出船前に時間がないなら、次の順に確認してください。
- 予約した船宿の指定オモリを公式サイトか電話で確認する
- 指定された号数のオモリを2個以上用意し、複数号数の指示なら両方を持つ
- 親子サルカン、ハリス4〜6号、親針と孫針の完成仕掛けを3組以上用意する
- PE号数、ハリス長、捨て糸、針の銘柄は船宿の案内に合わせる
- 予備を号数別に袋へ分け、オモリへ大きく号数を書く
この順番で大切なのは、商品名より先に船宿指定を見ることです。同じヒラメでも水深、潮、狙う種類、船の流し方が違います。「ヒラメ用」と書かれた仕掛けなら何でも同じ、ではありません。
| 買うもの | 最初の目安 | 決め方 |
|---|
| オモリ | 指定号数を各2個以上 | 予約した便の指定を優先 |
| 完成仕掛け | 同じ規格を3組以上 | ハリス、針種、全長、孫針を照合 |
| 予備の接続部品 | 各数個 | 親子サルカンとスナップの強度を合わせる |
この表は「予約済みだが、今日中に買い物を終えたい」人の最短リストです。完成仕掛けは予備数をそろえやすく、結びのばらつきも抑えられるため、初回の主役に向きます。
出船前は指定オモリ、接続部、予備仕掛けの順で確認当日の正解は船長の指定です。 この記事の実測値は買い物の出発点です。予約先の案内と異なる場合は、必ず予約先を優先してください。
安全と船内ルール|オモリを自己判断で軽くしない
乗合船では、同じ側に並ぶ釣り人が近い重さのオモリを使うことで、道糸の角度をそろえます。自分だけ軽いオモリを使うと糸が横へ流れ、隣の仕掛けへ入りやすくなります。釣れそうだから軽くするのではなく、船長が許可した範囲で使い分けるのが基本です。
投入時は周囲を確認し、サルカンや針を振り回さないことも重要です。仕掛けを足元へ長く広げず、投入直前に整えます。回収後はオモリを船べりへ放置せず、針をマグネットやスポンジへ固定します。揺れた船上で転がるオモリと露出した針は、釣果以前の危険になります。
また、ディギング、集魚灯、ケミカルライトなどを禁止する船宿もデータ上で確認できました。集寄や光物は「釣れそうだから追加」ではなく、予約先のルールを確認してから使います。貸し竿や仕掛けの販売有無も船宿ごとに違うため、初回は予約時に聞いておくと安心です。
【実測】ヒラメ船のオモリは海域と便で大きく変わる
umisenは船宿公式サイトの料金・釣り方・タックル案内を巡回し、釣りもの別に記載を構造化しています。今回、ヒラメ便として登録された約113船宿のうち、オモリ号数を数値で確認できた最新記載を船宿単位で重複排除しました。集計基準日は2026-08-28です。
| 実測項目 | 船宿数 |
|---|
| オモリ号数を確認できた船宿 | 17軒 |
| 60〜80号のいずれかを案内 | 8軒(47%) |
60〜80号は有力候補だが全船共通ではない実測では60〜80号のいずれかを案内したのは17軒中8軒、47%でした。つまり有力な準備帯ではありますが、「ヒラメなら必ず60号か80号」とは言えません。40〜60号のライト便、80〜120号を案内する便、50号を指定する船宿もあります。オモリは底へ着いたことを判別し、船全体の糸の角度をそろえる道具です。重いほどよいのではなく、海域、水深、潮、船の流し方に合うことが重要です。
複数号数を案内されたら両方持つ
公式案内には「60号・80号」「80〜120号」「ライトは40〜60号」といった幅のある表現がありました。これは商品棚で一つの正解を選ぶ問題ではなく、当日の条件と便種で切り替える前提だと読めます。
初回の買い物では、予約先が案内した号数を各2個以上にすると、指定変更と根掛かりの両方へ備えられます。ただし個数は海底の荒さや船宿販売の有無で変わります。予約前に全国向けのセットを買うより、予約後に必要な号数だけそろえるほうが無駄を減らせます。
オモリは消耗品で、60号と80号は見た目が似ています。指定が60号なら、80号ならを号数別に選ぶと、誤投入を防ぎやすくなります。通販は重いオモリをまとめて運ぶ負担を減らせますが、送料と出船日までの納期を注文画面で確認してください。
「LT60号」のLTは軽量化の許可ではない
一部の案内にあるLTはライトタックルの意味ですが、自分の判断で通常船の号数を軽くしてよい合図ではありません。船宿がLT便として案内し、使用号数を指定しているときだけ、その組み合わせを使います。通常便とLT便が同じ日に出る船宿もあるため、予約した便名まで確認しましょう。
ハリスは4〜6号が実測の中心
ハリス号数を数値で確認できたのは12軒で、そのうち8軒、67%が4〜6号のいずれかを案内していました。確認できた表現には「3〜4号」「4〜5号」「6〜10号」などがあります。
ハリスは細さだけでなく外道と狙い方で決める細いハリスは水の抵抗を抑えやすい一方、絡み、傷、外道への余裕が小さくなります。太いハリスは扱いやすさと強度を得やすい一方、潮の影響や食いへの配慮が必要です。ただし「何号なら何匹増える」という因果は今回のデータからは言えません。船宿の指定値は、その海域と釣り方で運用されている規格として受け取るのが正確です。
外道データが教える、細くしすぎない理由
同じヒラメ便の釣果報告内訳では、本命ヒラメの構成比は43%でした。ブリは99件、カサゴは91件報告されています。ここが、この記事の「話したくなる」ポイントです。ヒラメ船の仕掛けは、ヒラメだけを相手に設計するわけではありません。
ブリが掛かれば横へ走り、仕掛けが絡むことがあります。カサゴなど根周りの魚も同じ便で報告されています。だから、食わせたい一心でハリスを際限なく細くするより、船宿が案内する4〜6号を出発点にし、青物混じりで6〜10号を指定されたら従い、傷が付いたら交換するほうが現実的です。
ヒラメ仕掛けは同じ便で掛かる魚にも備える針は名前と号数をセットで見る
針サイズの最新記載を確認できた船宿は5軒でした。このうち、丸海津、丸カイズ、マダイ針などの種類と号数を同時に示していたのは4軒です。記載例は丸海津10〜13号、マダイ針6〜8号などで、数字だけを見ると幅があります。
これは矛盾ではありません。針は形状ごとに同じ号数でも寸法や軸の太さが異なるため、「ヒラメは12号」と数字だけを切り取ると選び間違えます。完成仕掛けを選ぶときは、針の種類、号数、ハリス号数、全長をひとまとまりで見てください。
針先が鈍ったまま使うと、小さなアタリを掛けにくくなります。根や魚体に触れた後は針先を爪へ軽く当て、滑るようなら仕掛けごと交換します。船上で針だけ結び直すのが難しい初心者は、同じ規格の完成仕掛けを複数用意するほうが手返しを保てます。
基本構成は親子サルカン、親針、孫針
収集した全項目の文章を船宿単位でまとめると、活きイワシや泳がせへの言及は9軒、孫針またはトリプルフックへの言及は6軒で確認できました。記載がない船宿を「活き餌ではない」「孫針を使わない」とは数えていません。あくまで公式サイトで明記された件数です。
ヒラメの標準的な吹き流し仕掛けは、次の順序でつながります。
- 竿先から出た道糸
- 道糸と親子サルカンをつなぐスナップ
- 親子サルカンから下へ伸びる捨て糸
- 捨て糸の先に付く指定オモリ
- 親子サルカンから横へ伸びるハリス
- 活きイワシを支える親針と孫針
親子サルカンからオモリ側と活きイワシ側へ分かれる親子サルカンは仕掛けを投入する前に接続部が閉じているか確認します。ハリスは強く折れた癖が付いていないか、捨て糸と絡んでいないかを見ます。構成が正しくても、ハリスが絡んだ状態では活きイワシが自然に泳げません。
自作派は、枝側とオモリ側を分けやすい親子サルカンを選ぶと接続を整理できます。ハリスは船宿指定が6号ならフロロカーボンハリス6号のように号数を検索語へ入れ、太さ違いの誤購入を避けてください。初回は結びのばらつきが少ない完成仕掛けを主役にし、自作部材は交換に慣れてから足すのが安全です。
完成仕掛けは、親針と孫針の組み合わせ、ハリス号数、捨て糸長、対応オモリを予約先指定と照合して選びます。魚種専用品は店頭で希望号数が欠けることもあるため、出船日まで余裕があり、送料込み価格と発送日を比較できるならネット購入に向きます。
選び方の軸は、安さよりも「予約先の指定が袋の表示で全て確認できるか」です。楽天では異なるメーカーの規格とレビューを横断しやすい一方、送料、発送日、販売店の説明は注文時に確認が必要です。指定と一致する完成仕掛けが見つからなければ、似た商品で代用せず、船宿販売を選んでください。
完成仕掛けを船上で絡ませないため、予備は仕掛け巻きケースへ1組ずつ収めると交換順を保てます。針先の確認やライン切断には、海水環境向けの防錆フィッシングプライヤーがあると、素手で針へ触れる場面を減らせます。
正確な長さは予約先へ合わせる
ハリス長と捨て糸長は、海底から活きイワシを泳がせる高さと、船上での取り回しに関わります。今回の構造化データだけでは全船共通の標準長を安全に断定できません。完成仕掛けを買う前に予約先の案内を確認し、長さが明記されていなければ電話で聞くのが確実です。
仕掛けを動かす基本|着底後に底を切り直す
ヒラメ泳がせは、オモリを着底させた後に底を切り、活きイワシを底付近で泳がせます。具体的なタナは海底の起伏、潮、船長の指示で変わります。ここでもオモリ号数が重要です。底へ着いた瞬間が分からなければ、指示されたタナの基準点を作れません。
- オモリを着底させ、糸ふけを取る
- 糸ふけを巻き、船長が示す高さまで底を切る
- 活きイワシの動きを竿先で確認する
- 前アタリでは急いで大合わせせず食い込みを待つ
- アタリがなければ底を取り直す
底を基準に船長指示のタナを取り直す流れタナの高さや待つ時間は全船共通ではありません。潮が速い日、うねりがある日、船長から別の指示が出た日は、その指示に従います。底を引きずり続けると根掛かりや活きイワシの消耗を増やすため、着底を確認したら速やかに底を切ります。
活きイワシを弱らせない針付け
ヒラメ仕掛けは活きイワシを使うことが多く、素早く、深く刺しすぎないことが大切です。親針は鼻掛けや上あご付近、孫針は背掛けや腹側など船宿ごとに方法が異なります。バケツ内で長く握らず、濡れた手でやさしく支え、船長が説明した位置へ刺します。内臓や背骨を傷つけると泳ぎが急に弱くなります。
針位置は船長に確認し、活きイワシを弱らせない投入前に親針と孫針の間でハリスがねじれていないか確認し、イワシの動きが弱くなったら船長へ交換の目安を聞きます。エサの支給、追加料金、持ち込み可否は船宿ごとに異なります。料金やサービスは変わるため、予約時の一次情報を確認してください。
港別釣果と1日匹数|仕掛け準備を行き先へ合わせる
直近30日、ヒラメの釣果を報告した船宿は32軒、港は17港、本命ヒラメの集計レコードは183件でした。船宿と日付ごとに同一魚種の最大匹数を1件へ重複排除した147船宿日の分布は次のとおりです。今回の更新では上位10%ラインと最大値が前回集計から上昇しましたが、最大値は一つの好釣果日に強く左右されます。仕掛けの購入数は最大値へ合わせず、根掛かりと交換回数から決めてください。
- 1船宿日あたり平均: 4匹
- 上位10%ライン: 8匹
- 最大: 50匹
この数字は一人あたり釣果の保証ではありません。船宿が公表した値を船宿日単位にまとめた相場観です。人数、釣行時間、海況、報告方法が同じではないため、予約先選びでは最大値だけでなく、報告件数と継続性も見ます。
下の港別表は、ヒラメ便にひも付いた全魚種の釣果報告575件を港別に合算したものです。本命ヒラメだけの183件とは包含条件が異なります。外道を含む便全体の更新量を見る表なので、両者を足したり割合計算に混ぜたりはしていません。
| 順位 | 港 | 釣果報告数(30日) | 出船船宿 |
|---|
| 1 | 飯岡漁港 | 193件 | 10船宿 |
| 2 | 外川漁港 | 88件 | 2船宿 |
| 3 | 片貝漁港 | 65件 | 3船宿 |
| 4 | 葉山港 | 55件 | 2船宿 |
| 5 | 長井漁港 | 33件 | 1船宿 |
| 6 | 平塚港 | 29件 | 2船宿 |
| 7 | 小網代 | 25件 | 1船宿 |
報告件数トップは飯岡漁港です。港名から船宿一覧へ進み、ヒラメ便の有無と最新案内を確認できます。地域を広く比べたい方は港から船宿を探す、メニュー起点ならヒラメ船の一覧が便利です。
釣果値は保証ではなく、行き先を比べる材料平均4匹なら仕掛けは少なくてよい、とは限らない
釣れる匹数と消費する仕掛け数は一致しません。根掛かり、青物とのオマツリ、ハリスの傷、針先の鈍りで交換するからです。平均匹数だけを見て完成仕掛け1組で足りると判断せず、少なくとも3組を独立した袋で用意すると、トラブル後の再開が早くなります。
買うか借りるか|初回は船宿セットも合理的
ヒラメ釣りを続けるか分からない段階で、すべてを新品購入する必要はありません。竿とリールは貸し竿を利用し、消耗する完成仕掛けとオモリだけ自分で用意する方法があります。船宿によってはオモリや仕掛けも販売しているため、指定違いを避けたい初回には合理的です。
購入を検討する場合も、まず規格を決めます。完成仕掛けはロストに備えて複数必要で、魚種専用品は近所の店で希望号数が欠けることがあります。ネットでは親針、孫針、ハリス、捨て糸の組み合わせを比較しやすく、まとめ買いで送料条件を満たせる場合があります。一方、出船直前や指定の読み方に不安がある場合は、船宿販売や対面の釣具店のほうが買い間違いを減らせます。
初回は指定違いを避ける経路から選ぶネット購入が向くケース
指定オモリを複数まとめて必要とする場合、重いオモリを店から持ち帰らずに済む点はネット購入の利点です。また、針種、ハリス号数、親針と孫針の組み合わせを指定して複数店舗を比較しやすくなります。ただし、送料込みの総額、発送日、商品説明の号数を確認し、ポイント倍率だけで選ばないでください。
専用竿は長尺で持ち帰りにくく、価格差とレビューを比較しやすいためネット購入との相性があります。ただし初回は貸し竿で、前アタリから食い込みまでの感触を確かめてから買うのが堅実です。
リールも貸し道具で始められます。購入するなら船宿指定のPE号数を必要量巻けること、ドラグを滑らかに調整できること、手巻きか電動かを水深と回収回数で決めます。道糸は指定がPE2号ならPEライン2号300mのように号数と必要長を合わせ、リールへ巻ける量も確認します。
貸し竿卒業後の主役候補は、食い込みを待ちやすいヒラメ泳がせ専用ロッドです。手巻きで構成を軽くしたい人は船用両軸リール、水深と回収回数が多い便は船宿へ電動の必要性を確認してください。どちらも船宿指定のPE号数とオモリ負荷が一致することが購入条件です。
魚を持ち帰る予定なら、ヒラメを折り曲げず収めやすい船釣り用35Lクーラーが候補です。濡れやすい船上では船釣り用レインウェア、仕掛け袋と工具をまとめるなら防水タックルバッグが役立ちます。これらは近所でサイズや容量を確認できるなら店頭購入も合理的で、通販では選択肢と配送条件を比較できる点が利点です。
店頭・船宿購入が向くケース
初回で規格の読み方に不安がある、出船日が迫っている、予約先独自の指定がある場合は、対面で確認できる店頭や船宿購入が向きます。完成仕掛けの袋を船宿スタッフへ見せ、「この便で使えるか」を聞けば、買い間違いを減らせます。
前日に作る「仕掛けの交換順」
予備を持っていても、船上で取り出せなければ時間を失います。前日に次のように整理します。
- 予約先が指定したオモリへ、耐水マーカーで号数を書く
- 完成仕掛けを同じ向きで袋へ戻し、ハリス号数を外から読めるようにする
- 使用予定を一番上、予備をその下に入れる
- 使用済みの針を入れる硬い容器を用意する
- 親子サルカン、スナップの閉まり、道糸の傷を確認する
号数を見える化すると船上の交換が速い風がある船上で長い仕掛けを広げて選び直すのは大変です。「60号用」「80号用」と袋を分け、交換の順番まで決めておけば、オマツリを解いた後もすぐ再投入できます。使い終えた針はデッキへ置かず、必ず容器へ収めて持ち帰ります。
初心者がやりやすい五つの失敗と直し方
1. 「ヒラメ用」の商品名だけで選ぶ
同じヒラメ用でも、オモリ号数、針の種類、ハリス、全長、針数は違います。袋の大きな商品名だけで決めず、裏面の規格を予約先の案内と一つずつ照合してください。号数が合っても全長が極端に違えば、船長が説明する誘いと仕掛けの動きが合わないことがあります。
2. オモリを一つしか持たない
海底へ触れるオモリは根掛かりで失いやすい道具です。一つ失った時点で釣りを続けられなくなる準備は避けます。船宿で購入できるとしても、投入のたびに借りる前提では時間を使います。指定号数を複数持ち、重さが似ていても見分けられるよう表示しておきましょう。
3. 細いハリスへ替えれば食うと決めつける
食いが渋いと細くしたくなりますが、この記事の魚種内訳が示すとおり、同じ便でカサゴやブリも掛かります。傷、結び、オマツリの影響もあるため、号数だけが釣果を決めるわけではありません。まずエサが曲がっていないか、底を取り直せているか、ハリスによれがないかを確認し、変更は船長へ相談します。
4. 根掛かり後も同じ仕掛けを使い続ける
回収できた仕掛けでも、ハリスが岩へ触れて白く曇ったり、ざらついたりすることがあります。指で軽くなぞって傷を感じたら交換します。針先とスナップも同時に見れば、次の魚を掛けてから切れる失敗を減らせます。交換した仕掛けは新品と同じ場所へ戻さず、使用済み袋へ分けます。
5. 数値を船長の指示より優先する
実測47%という数字は買い物候補を絞る材料ですが、今日の海況を表す数字ではありません。船長が別の号数を指定したら、それが当日の答えです。集計値は予約前の買い物を絞るために使い、乗船後の判断は目の前の一次情報へ切り替えてください。
集計データの読み方|母数と包含条件を分ける
この記事には「約113船宿」「オモリ17軒」「ハリス12軒」という異なる母数が登場します。約113船宿は、うみせんがヒラメ便を確認できた船宿の全体です。その全てが公式サイトへ細かな号数を書いているわけではありません。オモリとハリスの母数は、それぞれ数値を抽出できた船宿だけです。
記載がない船宿を0号や指定なしの反対票として数えてはいません。また、同じ船宿を巡回するたびに一票増えないよう、項目ごとに最新の一件へ重複排除しています。したがって「47%」は全113船宿の割合ではなく、オモリ号数を確認できた17軒のうちの割合です。
釣果にも二つの包含条件があります。本命ヒラメのレコードと、ヒラメ便にひも付く全魚種の港別報告です。後者には外道が入るため件数が多くなります。本文では両方の合計を別々に示し、異なる母数を使って割合を作っていません。基準日はJSTの2026-08-28、1日匹数は船宿、日付、魚種で重複排除した最大値から平均、上位10%、最大を算出しています。
この集計方法にした理由は、見栄えのよい大きな数字を作るためではなく、読者が条件を追えるようにするためです。数値は記事を見直すときに本文、表、図、FAQまで同じ基準日で更新します。取得に失敗したときは0件や0%を表示しません。
当日の確認リスト
受付から投入まで、次の五つを確認すれば大きなずれを防げます。
- 今日のオモリ号数は何号か
- 親子サルカンと仕掛け全長に指定があるか
- ハリス、針、針数に指定があるか
- 集寄やライト類に禁止事項があるか
- エサ、氷、仕掛け、オモリを船宿で追加購入できるか
出船前に聞くのは恥ずかしいことではありません。むしろ、船長の想定とそろえるための安全確認です。釣果を保証する道具はありませんが、規格違いで釣る時間を失うことは減らせます。
まとめ|数字より先に「予約先」を決める
船宿公式案内の実測では、60〜80号を案内する船宿はオモリ母数の47%、ハリス4〜6号はハリス母数の67%でした。仕掛けは親子サルカンから捨て糸とハリスへ分かれ、活きイワシを親針と孫針で支える構成が買い物の出発点です。ただし号数と針位置は船宿ごとに変わります。
したがって、準備の順番は「人気商品を探す」ではなく、予約先を決める、指定を確認する、合う規格を複数用意するです。指定オモリを各2個以上、同じ規格の完成仕掛けを3組以上という目安から始め、船宿指定で増減してください。
直近の港別データと1日匹数は行き先を絞る材料になりますが、釣果を保証するものではありません。天候、潮、人数で状況は変わります。最終確認は予約先の公式案内と船長の指示で行い、迷いを減らした分、エサ付けと底取りへ集中しましょう。
よくある質問
Q. ヒラメのオモリは何号を買えばよいですか?
60〜80号のいずれかを案内したのは、数値を確認できた17軒中8軒でした。40〜60号のライト便や80〜120号の案内もあるため、予約した船宿の指定を確認してから買ってください。
Q. オモリは何個必要ですか?
初回は指定号数を各2個以上が出発点です。根掛かりの多い場所、船宿で販売がない場合は増やします。隣と号数を合わせる必要があるため、自己判断で軽い号数だけにしないでください。
Q. ハリスは2号、3号、4号のどれですか?
実測では4〜6号を含む案内が67%でしたが、青物を想定した6〜10号の記載もあります。細ければ必ず食うとは言えないため、予約先の指定と外道への備えを優先します。
Q. ヒラメ仕掛けは何本針ですか?
ヒラメの活き餌仕掛けでは、親針と孫針を組み合わせる構成が一般的です。一方、データには胴付き1〜2本針の記載も含まれます。便名だけで針数を決めず、ヒラメ専門か泳がせ五目か、船長が何を本命にするかを確認してください。
Q. ハリスと捨て糸の長さは何cmが正解ですか?
この記事のデータだけでは全船共通の長さを断定できません。親子サルカンからハリスと捨て糸へ分かれる構成を基本とし、予約先が長さを指定している場合はその値へ合わせます。未指定なら船宿か釣具店で利用海域とオモリ号数を伝えて確認してください。
Q. 仕掛けの全長はどれくらいですか?
ハリス長と捨て糸長は船宿の仕掛け図や販売仕掛けに合わせます。長さは活きイワシが泳ぐ高さとオマツリのしやすさに関わるため、根拠のない共通値を置かず、予約先指定を最優先にしてください。
Q. 60号の代わりに50号を使ってもよいですか?
船長の許可なく変更するのは避けてください。乗合船では糸の角度をそろえる必要があり、一人だけ軽いとオマツリの原因になります。その便で50号の指定がある場合に限って使用してください。
Q. 貸し竿でも釣れますか?
貸し竿を用意する船宿はあります。初回は貸し竿を使い、消耗品だけ指定どおりに準備する方法が合理的です。リールの道糸、仕掛け、オモリまで料金に含むかは予約時に確認してください。
Q. 集魚ライトや集寄は必要ですか?
必須とは言えません。ライト類を禁止する案内も確認できたため、追加する前に予約先の規則を確認してください。まず正しいオモリ、ハリス、エサ付け、底取りをそろえるほうが先です。
Q. 港別ランキングの数字は一人あたりの釣果ですか?
いいえ。船宿が公表した釣果を船宿と日付単位で重複排除したデータで、乗船人数や報告方法は一定ではありません。平均、上位10%、最大は行き先を比較する相場観として使い、個人の釣果保証とは考えないでください。
Q. データはどのように集計していますか?
船宿公式サイトからヒラメ便にひも付く最新の仕掛け記載を抽出し、項目ごとに船宿単位で重複排除しています。釣果は直近30日を対象に、同じ船宿、日付、魚種の最大値を1件として集計します。取得失敗や母数0は0%へ置き換えず、その集計結果を表示しません。