両軸リールのカウンターは必要?5機種を糸巻量・巻上長で比較

船釣りの両軸リールは、指示ダナを繰り返すならカウンター付き、着底中心ならカウンターなしも候補です。予約便の条件、PEの糸巻量、PG・HGの巻上長から選ぶ順序を5機種で解説します。

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両軸リールのカウンターは必要?5機種を糸巻量・巻上長で比較

両軸リールのカウンターは、中層の指示ダナや釣れた水深を繰り返し合わせる船釣りなら便利です。一方、着底してから少し上げる釣りで、色分けされたPEラインを読めるなら必須ではありません。初回は貸し竿で試し、必要性が分かってから購入しても遅くないでしょう。

ただし、液晶の有無だけで決めるのは早計です。予約先が指定するリール方式、カウンターの必要性、PE号数と必要な長さ、リールの糸巻量、PG・HGの巻き上げ特性の順に確認すると、買う機種か、今回は見送るかを絞れます。

液晶付きと液晶なしの両軸リールを船上で比べる写真

結論|中層の指示ダナを繰り返すならカウンター付きが便利

船長から「水深ではなく、底から何m」「指示ダナは何m」と案内され、その位置へ何度も仕掛けを戻す釣りではカウンターが役立ちます。表示を見ながら同じ層へ合わせやすいからです。釣れた水深を再現したいときにも、目安を作りやすくなります。

反対に、底まで落として着底を取り、底付近を探ることが中心なら、カウンターなしでも対応しやすい場合があります。色分けPEの目印と着底の感触を使えるためです。これは「カウンターなしが優れている」という意味ではなく、予約便の釣り方によって必要性が変わるということです。

買う前に予約先へ確認する4項目

購入前に、予約先へ次の順で聞いてください。

  1. リール方式:手巻きの両軸リールでよいか、別の方式の指定があるか
  2. タナの合わせ方:中層の水深表示が必要か、着底と色分けPEで対応できるか
  3. PE号数と長さ:何号を何m巻く必要があるか
  4. 巻き上げの条件:重い仕掛けを定速で巻くのか、投入と回収を頻繁に繰り返すのか

指定が分からないまま番手やギア比だけで選ぶと、糸が入らない、タナを合わせにくい、巻き上げの感覚が合わないといった行き違いが起きます。リールの種類は船釣りのリールの選び方、糸巻量は船釣りリールの糸巻き量、PG・HGは船リールのPG・HGの違いで確認できます。

初回は貸し竿で試してからでも遅くない

まだ釣り方や必要な水深が決まっていない人は、購入を見送る選択もあります。船宿の貸し竿で、両軸の操作、カウンターの見やすさ、巻き上げの負担を一度体験してみましょう。貸し竿の有無や内容は船釣りはレンタルと購入のどちらがよいかを参考に、予約時に確認します。

カウンター付きが向く釣り・なくても対応しやすい釣り

カウンター付きが向くのは、船長の指示ダナを数値で合わせる場面が多い釣りです。中層を探り、釣れた層へ同じように仕掛けを戻すなら、表示が操作の目安になります。色分けPEを併用すれば、表示だけに頼らず再現性を高められます。

カウンターなしでも対応しやすいのは、着底と底取りを繰り返す釣りや、ラインの色を見ながら水深を把握できる釣りです。ただし、潮が速い、ラインが斜めに出る、底が取りにくいといった条件では難しくなることがあります。最初から「底なら必ず不要」と決めず、予約先の案内を優先してください。

カウンター表示だけで水深を決めない

潮でラインが斜めに出ると、リールが表示するラインの放出量と、仕掛けの鉛直方向の水深は一致しません。表示が50mでも、仕掛けが真下へ50m入っているとは限らないのです。

そのため、カウンターは絶対値ではなく目安として使います。着底の感触、色分けPE、船長の指示を合わせて判断し、表示だけでタナを断定しないでください。カウンター付きでも、潮や仕掛けの流れ方を無視できるわけではありません。

指定PE号数と必要巻量が収まるか確認する

候補を決める前に、予約先が指定するPEの号数と長さをメモします。次にメーカー仕様の糸巻量表で、同じ号数が必要な長さだけ収まるか照合します。PE2号200mの指定なら、PE2号200mに対応する候補でも、余裕や高切れ後の残量まで一律に保証されるわけではありません。高切れ後に必要な余裕は水深や釣り方で変わるため、必要なら予約先へ相談します。

候補の仕様は次のように読めます。150番はPE1.5号200m・2号150m、300番はPE2号300m・3号200m、200番の比較候補はPE2号200mです。号数が合っていても、長さが足りなければその便には使えません。

PG・HGは巻上長と釣り方で選ぶ

PGは1回転の巻き上げ量が少ない代わりに、定速巻きや巻きの軽さを重視する条件に寄ります。HGは1回転で多く巻けるため、投入と回収を繰り返す速さを重視する条件に寄ります。巻上長だけで優劣を決めず、仕掛けの重さと回収回数を合わせて考えます。

実際の操作感は、オモリ負荷、竿、ライン、仕掛け、船宿の条件でも変わります。ここで示す巻上長は比較の軸であり、疲れにくさや液晶の精度を保証する数値ではありません。

カウンター付き・なしの両軸リール5機種比較

機種カウンターPE糸巻量最大巻上長向く条件買わない方がよい条件
バルケッタBB 150DH-HG付き1.5号200m/2号150m70cmPE1.5号中心のライトゲーム、ダブルハンドルを使いたいPE2号150m超の指定便、ローギアの定速巻きを優先
バルケッタBB 300HG付き2号300m/3号200m73cm容量を確保し、回収量と大型ノブを重視小型ボディを優先、300番の容量が不要
ゲンプウ 200PGなし2号200m59cm色分けPEと着底を使い、巻きの軽さを優先PE2号200m超の指定便、数値で中層を管理したい
オシアコンクエスト 200PGなし2号200m57cm鯛ラバなどで定速巻きを重視高速回収や液晶表示が必要
オシアコンクエスト 200HGなし2号200m78cm鯛ラバからライトジギングまで回収速度を重視ローギアの巻きの軽さや液晶表示が必要

バルケッタBB 150DH-HG|PE1.5号中心のライトゲーム向け

カウンター付きで、PE1.5号200mまたはPE2号150mの指定に合わせやすい候補です。70cmの巻上長とダブルハンドルを重視する人に向きます。PE2号を150mより長く指定される便や、ローギアで定速巻きを続けたい人には適しません。

シマノ(SHIMANO) 両軸リール 21 バルケッタ BB 150DH-HG

シマノ(SHIMANO) 両軸リール 21 バルケッタ BB 150DH-HG

カウンター付き・PE1.5号200m/2号150m・最大巻上長70cm

楽天¥13,244

バルケッタBB 300HG|PE2号300mの容量が必要な人向け

カウンター付きで、PE2号300mまたはPE3号200mを収容する候補です。73cmの巻上長と大型ノブで、容量と回収量を優先したい人に向きます。一方、PE1.5号中心の軽い釣りで小型ボディを優先する人、300番の容量が不要な人には候補が大きすぎます。

シマノ(SHIMANO) 両軸リール 21 バルケッタ BB 300HG

シマノ(SHIMANO) 両軸リール 21 バルケッタ BB 300HG

カウンター付き・PE2号300m/3号200m・最大巻上長73cm

楽天¥13,000

ゲンプウ 200PG|着底と色分けPEで巻きの軽さを重視

カウンターなしの200PGで、PE2号200m、最大巻上長59cmです。色分けPEと着底を使いながら、定速巻きや巻きの軽さを優先したい人の比較候補になります。PE2号を200mより長く指定される便や、中層の指示ダナを数値で繰り返し合わせたい人には向きません。

シマノ(SHIMANO) 20 ゲンプウ 200PG 船両軸リール

シマノ(SHIMANO) 20 ゲンプウ 200PG 船両軸リール

カウンターなし・PE2号200m・最大巻上長59cm

楽天¥6,468

オシアコンクエスト 200PG|鯛ラバの定速巻きを重視

カウンターなしの200PGで、PE2号200m、最大巻上長57cmです。鯛ラバのように一定の速度で巻くことを重視する人の候補です。仕掛けを素早く回収したい人や、液晶で中層の水深を確認したい人には合いません。

シマノ 23 オシアコンクエスト 200PG 右ハンドル

シマノ 23 オシアコンクエスト 200PG 右ハンドル

カウンターなし・PE2号200m・最大巻上長57cm

楽天¥48,722

オシアコンクエスト 200HG|回収速度を重視

カウンターなしの200HGで、PE2号200m、最大巻上長78cmです。鯛ラバからライトジギングまで、投入と回収の速さを重視する比較候補です。ローギアの巻きの軽さを優先する人や、液晶で指示ダナを管理したい人には向きません。

シマノ 23 オシアコンクエスト 200HG 右ハンドル

シマノ 23 オシアコンクエスト 200HG 右ハンドル

カウンターなし・PE2号200m・最大巻上長78cm

楽天¥53,592

迷ったときの購入判定

  • 中層の指示ダナや釣れた水深を何度も再現するなら、カウンター付きから選ぶ
  • 着底中心で色分けPEを読めるなら、カウンターなしも候補にする
  • 予約先の指定PE号数と必要な長さが入らない機種は選ばない
  • 定速巻きや巻きの軽さならPG、投入と回収の速さならHGを検討する
  • 条件が分からない初回は、貸し竿で操作を試して購入を見送る

よくある質問

カウンターがあれば水深を正確に測れますか?

いいえ。表示はラインの放出量の目安です。潮でラインが斜めに出れば鉛直方向の水深とはずれるため、着底、色分けPE、船長の指示と組み合わせます。

カウンターなしでも中層の釣りはできますか?

色分けPEを読み、船長の指示と着底の基準を合わせられるなら対応できる場合があります。ただし、繰り返し数値でタナを合わせる便ではカウンター付きのほうが操作しやすいでしょう。

200番ならPE2号が必ず200m入りますか?

いいえ。番手だけで糸巻量は決まりません。メーカーの糸巻量表で、指定された号数と長さの組み合わせを確認してください。

PGとHGはどちらを買えばよいですか?

定速巻きや巻きの軽さを優先するならPG、投入と回収の速度を優先するならHGが出発点です。最終的にはオモリ、竿、ライン、仕掛け、船宿条件を合わせて判断します。

まとめ|液晶より先に予約便の条件を合わせる

カウンターは、中層の指示ダナや釣れた水深を繰り返し合わせる便で便利です。着底中心で色分けPEを読める場合や、初回に貸し竿を試す場合は、購入を急がなくても構いません。

まず予約先へリール方式、タナの合わせ方、指定PE号数と長さ、巻き上げ条件を確認します。次に指定PEが収まるかを照合し、PG・HGの巻上長を釣り方に合わせます。価格は販売先で確認し、条件がそろった機種だけを購入候補にしてください。