フィッシュグリップとフィッシングプライヤーの違い|両方必要?4択で判断
魚体を保持するグリップと、針やラインを扱うプライヤーを作業別に分け、船宿の支援も含めて必要な道具を4択で判断します。
読了 5 分umisen編集部2026.10.04 公開2026.10.07 更新 PR:本ページはプロモーション(広告)を含みます。
フィッシュグリップとフィッシングプライヤーの違い|両方必要?4択で判断
まず結論:5つの確認で必要な道具が決まる
フィッシュグリップは魚体を保持する道具、フィッシングプライヤーは針やラインを扱う工具です。名前が似ていても代用関係ではありません。次の表で「魚を保持するか」「自分で針を外すか」「口元から距離が必要か」「スプリットリング作業があるか」「船宿へ処理を頼めるか」を確認してください。
保持と針外しは別の作業| 魚を保持する | 自分で針を外す | 口元から距離が必要 | リング・PE作業 | 船宿へ任せる作業を事前確認 | 結論 |
|---|
| しない | しない | 対象外 | しない | 保持も針外しも船宿へ任せられると確認 | 購入不要 |
| する | しない | 対象外 | しない | 針外しを船宿へ任せられると確認 | グリップのみ |
| しない | する | 必要ならロング。不要なら対象外 | しない | 船長・スタッフ等が魚体を安全に保持すると事前確認できる場合だけ成立。保持担当がいなければ針外しを始めない | プライヤーのみ |
| しない | しない | 対象外 | リング交換またはPE切断を自分で行う | 保持と針外しを船宿へ任せられると確認 | プライヤーのみ |
| する | する | 必要ならロング。不要なら対象外 | する・しない | 保持も針外しも自分で行う | 両方 |
グリップのみでよい人
魚体を自分で保持する一方、針外しは船長やスタッフへ頼める人です。アジなど小型魚を扱い、船宿の支援があり、リング交換やPE切断もしないなら、まず魚を保持する道具だけで足ります。
フィッシュグリップは魚の口や下あごを保持し、魚の動きを抑える道具です。この記事では、魚体と手の距離を作り、針外しへ移る前に暴れにくくするための保持具として扱います。持ち上げ方や対応する魚は製品ごとの説明を確認してください。

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ただし、グリップで魚を固定しても針を安全に外せるとは限りません。針外しを自分で担当する便や、歯・ヒレ・トゲの危険がある魚では、次の「両方」の判断へ進みます。
プライヤーのみでよい人
魚体を自分で保持する必要がなく、針、ライン、スプリットリングの作業だけをする人です。船宿が魚外しを担当する場合や、すでに魚体を安全に扱える運用がある場合は、針をつかめるプライヤーだけを選ぶ余地があります。

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プライヤーは針をつかむ工具であり、暴れる魚体を安定して保持する道具ではありません。プライヤーだけで魚を挟んで保持する、という選び方はしないでください。口元から距離を取りたい場合は、商品説明で針外し用途と先端までの距離を確認します。
両方必要な人
歯やヒレなど危険部位のある魚を自分で保持し、自分で針を外す人です。タチウオなど歯の鋭い魚では、魚体を保持するグリップと、口元へ届くプライヤーを組み合わせます。グリップだけでは針に指が近づき、プライヤーだけでは魚の動きが手元へ伝わるためです。

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必要な順番は、保持具で魚をしっかり保持して暴れにくくする、指を針や危険部位へ近づけずプライヤーで針を外す、です。魚が激しく動くときや魚種が分からないときは、無理に続けず船長へ任せます。
違いは「魚を保持する道具」と「針や仕掛けを扱う工具」
フィッシュグリップとフィッシングプライヤーは、同じ船上で使っても担当する作業が異なります。詳しい魚種別の持参判断はフィッシュグリップの選び方ガイド、針や金具の扱いはフィッシングプライヤーの選び方ガイドへ分けて確認できます。
フィッシュグリップができること・できないこと
フィッシュホルダーやフィッシュグリップは、魚を挟む、または下あごを保持して魚の動きを抑える専用道具です。アジなど小型魚の魚体保持では、ワニ型を候補にできます。口元を保持してから針外しへ移ることで、魚と手の位置を分けやすくなります。
一方、針そのものをつかむ、スプリットリングを開く、ラインを切る工具ではありません。針外しや仕掛け交換をこれ一つで済ませたい人には不向きです。
フィッシングプライヤーができること・できないこと
フィッシングプライヤーは針をつかむ工具です。機能が明示された製品なら、スプリットリング交換やPE切断も担えますが、すべてのプライヤーに同じ機能があるわけではありません。購入前に、針外し、リングオープナー、対応ラインの表示をそれぞれ確認してください。
販売元の公開仕様で、PEラインカッターと#5〜#11対応リングオープナーを備えるパワープライヤー系は、大型リングを使う青物・オフショアルアーで、リング交換とPE切断を同じ工具で行う人向けです。#2〜#4など#5未満のリングが中心なら、対応範囲外を適合と扱いません。魚体保持の代用にもなりません。

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魚種と作業から選ぶ
アジなど小型魚を保持するならワニ型
魚体を自分で保持するが、針外しは船宿へ頼む人は、保持具だけを候補にします。小型魚でも、濡れた手で魚が滑る、針が魚の口元に残るといった場面はあります。ワニ型を選ぶときは、魚体を保持する用途か、対象魚に合うか、船上で落下防止を付けられるかを販売先の説明で確認します。
リング交換やPE切断をしない餌釣りでは、リングオープナー機能だけを理由にプライヤーを追加する必要はありません。必要な作業が魚体保持だけなら、役割を増やさない選び方で十分です。
タチウオなど歯の鋭い魚を自分で外すなら両方
タチウオ、サワラ、ヒラメ、カサゴ類、ショウサイフグなど、口やヒレ、トゲへ注意が必要な魚を扱う便があります。魚種が分からないときは、道具があっても船長へ確認してください。
魚体をグリップで保持し、ロングノーズのプライヤーで針をつかむと、口元から手を離しやすくなります。魚が暴れている最中に持ち替えたり、プライヤーを魚体保持に使ったりしないでください。
#5〜#11のリング交換とPE切断には対応プライヤー
大型リングを使う青物・オフショアルアーで、リング交換とPE切断を一つの工具で行いたい人は、対応表示があるパワープライヤー系を候補にします。#5〜#11対応という表示は、その範囲の作業を確認するための条件であり、#2〜#4まで使えるという意味ではありません。
リング交換もPE切断もしない餌釣りで、針外しの距離だけを求める人は、リング機能を優先しません。針外し用として先端形状や距離を確認し、対応しない作業をできると決めつけないことが大切です。
買う前に船宿と手持ち道具を確認する
予約した船宿へ、魚体の保持と針外しのどちらをスタッフへ頼めるか、道具を借りられるか、持参が必要かを確認します。すでに用途に適合するグリップまたはプライヤーがある場合も、重複購入は不要です。
同梱品や付属品は商品ごとに異なるため、この記事では断定しません。購入時は販売先で商品構成と対応作業を確認してください。価格も販売先で確認します。
船宿へ保持や針外しを頼めない便では、冒頭表で自分の作業に対応する道具を確認し、レンタルの有無も聞きます。リング交換をしないならリングオープナー機能だけを理由に買わず、針外しの距離と先端が目的に合うかを見ます。
船上で安全に使う順番
- 竿と周囲の仕掛けを安定させ、隣の人へ声をかける。
- 魚種と歯・ヒレ・トゲの位置を確認し、不明なら船長へ任せる。
- 保持具で魚をしっかり保持して暴れにくくする。
- 指を針や危険部位へ近づけず、プライヤーで針を外す。
- 道具を落とさない位置へ戻し、使用後は販売先・製品説明に沿って手入れする。
グリップで保持しても、魚の反対側のヒレや複数の針が安全になるわけではありません。足場が濡れている、魚が激しく動く、周囲へ針が向いているといった場合は作業を中断します。安全を道具だけに任せず、船長の指示を優先してください。
作業別に見る、買い足さなくてよい境界
魚を保持するだけなら、プライヤーを足さない
冒頭表で自分が担当する作業を確認し、すでに用途に合う道具がある場合は買い足しません。船宿が保持から針外しまで担当する場合も、購入不要です。
反対に、自分で針を外す便では、魚体の保持担当が誰かを確認し、保持具なしで針外しを始めないでください。針が浅く見えても、魚が振れた瞬間に指が危険部位へ近づくことがあります。初心者は、予約時に「保持と針外しのどちらを自分で行う必要があるか」を具体的に聞くと、必要な道具を絞れます。
針外しだけなら、リング機能を条件にしない
エサ釣りで針を外すだけなら、スプリットリング交換用の先端やPEカッターを必須条件にしません。プライヤーを選ぶときは、針をつかむ先端、口元までの距離、濡れた船上での持ちやすさを販売先の仕様で確認します。対応していない作業を、見た目や名称からできると推測しないでください。
リング交換とPE切断をするなら、表示を一つずつ照合する
ルアーを交換する人は、リングの大きさと工具の対応範囲を照合します。#5〜#11対応のパワープライヤー系でも、#2〜#4を適合扱いにはしません。PEラインカッターの表示があっても、針外しや魚体保持まで同じ性能になるわけではありません。
大型リングを使う青物・オフショアルアーで、リング交換とPE切断を同じ工具で行うなら、その二つの表示を確認したうえで選びます。どちらか一方をしない釣りなら、機能を増やすためだけの買い足しを避けられます。
収納と手入れも選択条件にする
船上では、使う瞬間に取り出せる位置へグリップとプライヤーを分けて収納します。落下防止を使う場合も、コードが仕掛けやロープへ絡まないかを確認します。道具を腰からぶら下げたまま魚を運ぶ用途にするのではなく、作業後は安全な収納場所へ戻します。
使用後は、販売先や製品説明に従って塩分と汚れを落とし、可動部を確認します。海水で使う道具は、購入時の見た目だけで手入れ不要とは判断できません。先端のかみ合わせやロックに異常があれば、次の釣行で無理に使わず、交換や修理の案内を確認します。
収納場所まで決めてから買うと、魚が掛かった後にバッグの底を探す時間を減らせます。グリップは魚を保持する場所、プライヤーは針を外す場所の近くへ、それぞれ片手で取り出せる状態にします。両方を持つ人ほど、同じポケットへ重ねず役割を分けておくと、持ち替えの迷いが減ります。
迷ったときの最終チェック
最後に、冒頭表の5条件(保持、針外し、口元からの距離、リング・PE作業、船宿へ任せる作業)を、予約内容と手持ち道具に照らして確認します。#5〜#11のリング交換とPE切断をする場合だけ、対応表示のあるプライヤーを追加条件にします。
迷った場合は、道具の名前ではなく作業を紙に書き出します。「魚を押さえる」「針を抜く」「リングを開く」「PEを切る」のうち、今回自分が担当するものだけを選び、船宿へ任せるものには印を付けません。保持担当が決まらないまま自分で針を外す選択はしないでください。
「持っているか」ではなく「今回の便で、誰がどの作業をするか」で決めれば、片方だけで足りる人が不要な二重購入をせず、両方必要な人が役割の違う道具を取り違えずに済みます。
よくある質問
フィッシュグリップがあればプライヤーはいりませんか?
魚体を保持するだけならグリップで足りますが、自分で針を外すならプライヤーも必要です。グリップは針をつかむ工具ではありません。
フィッシングプライヤーで魚をつかめますか?
針を扱うプライヤーを魚体保持の代用にはしません。魚を保持する必要があるなら、フィッシュグリップの用途表示を確認します。
船宿が魚外しをしてくれるなら何を買えばよいですか?
自分で魚体を保持せず、リング交換やPE切断もしないなら、購入不要です。レンタルや持参指定の有無だけ予約時に確認してください。
#5〜#11対応なら小型リングにも使えますか?
いいえ。#5〜#11の表示から#2〜#4を適合とは判断しません。必要なリングの範囲と商品説明が一致するかを確認します。